斗え!デブゴン

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原題:身不由己
出演:
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
レオン・カーヤン (梁家仁)
チュン・ファト(鍾發)
トン・ワイシン(唐偉成)

監督:サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
1977年度作品

いやあ、サモ・ハンが監督してるっていうのに、この作品のストーリーの破綻ぶりはすごい!

強い人を探して旅をしているデブゴン。今日もまた、何人か強そうな人を見かけてはちょっかいを出して ケンカをするが、あいかわらず勝ってしまう。その時、目の不自由な人が台車に轢かれそうになったところを レオン・カーヤンがすばやく助ける。それを見たデブゴンは執拗に、延々と「弟子にしてくれ!」とカーヤンをつけまわす。 カーヤンは一向に認める事はなかったが、デブゴンは家の前で ただひたすら認めてくれるのを待ちつづけるのだった。

ある日、カーヤンは義兄が自分を殺しにくるという情報を得て、妻と一緒に逃げる。デブゴンはカーヤンの妻から 内情を聞くと、カーヤンはみなしごで、今の大師匠に育てられ、義兄とは仲が悪いとのことだった。カーヤンとの 結婚式の日、義兄が「カーヤンのものは全て俺のものだ!!」とジャイアンのび太スネ夫にいつも言ってるガキ大将 的なことを言って、カーヤンの妻といやらしい行為をし始めようとしたところをカーヤンに見つかり、格闘。 カーヤンは妻と逃げ、義兄はカーヤンから妻を奪い取り、カーヤンを殺そうとしているとのことだった。

しばらくして、大師匠が虫の息だと知ったカーヤンはわざわざ敵地に赴くってのに妻とデブゴンを連れて、 大師匠に会いにいく。大師匠が死んだ途端、案の定、義兄と部下が襲いかかり、大乱闘。見るに見かねた妻は、 義兄に「あなたと一緒になるから彼らを助けて!」と言い、カーヤンと別れ、その直後、自殺する。

ここからストーリーは徐々に奈落の底へ・・・・・・

妻の死を知ったカーヤンはようやくデブゴンを弟子として認め、修行に励む。修行中、家の前に殺し屋がいるの を知ったデブゴンはカーヤンにそれを伝えた途端、カーヤンをいきなり刺し殺す。場面変わって、義兄の屋敷に デブゴンがカーヤンの死体を持ってやってきて、唐突にデブゴンの母親が義兄に誘拐されてて脅されていたという ことを観客は知る。

強い人探しで旅をしていたはずのデブゴンの故郷を義兄がどうやって知ったかの説明は全くなく、そんなことは無視して デブゴンはひさびさに会えてうれしいのか、「かあさん!」と母親を抱きしめる。そしたら、いきなりカーヤンが生き返る!そこで、回想シーンが 入り、デブゴンがすでにカーヤンに母親誘拐の事情を話し、カーヤンを殺したのは演技だったと、観客も義兄も寝耳に水 の展開。ここですでにおいおい!と思っていたら、デブゴンとデブゴンの母親はいきなり腹を刺されて死亡!

カーヤンと義兄の壮絶な闘いの後、カーヤンは妻とデブゴンの墓の前に座っていると、サモ・ハン扮するじいさんが現れる。 「あー、サモ・ハン、途中で殺されて登場できなくなったから、別役でラスト登場かい!」となにげに思っていたら 、カーヤンの最後のセリフで僕はのけぞった!!「デブゴン、バカにしよって!」・・・・・・劇終。 生きとったんかーい(激怒)!!

もう、アクションシーンだけ見ればよかったわ。

ビデオで見たのだが、主演表示が赤字ででっかく、主演“デブゴン”となってて、小さく“サモ・ハン・キンポー”となってる(笑)。 普通は“サモ・ハン・キンポー(デブゴン)”だろ。

字幕、最後の方、やる気なし。しゃべってるのに字幕ないところが多くなるし、長いセリフのところは、テレビで よくある右から左に動くテロップ状態でダラダラと流してる。

まあストーリーは最悪だが、カンフーアクションはなかなか見ごたえあり!この作品ではサモ・ハンよりも レオン・カーヤンがすばらしい!「こんなストーリーの作品でこんなにカーヤンがんばらんでも・・・。」と 思ってしまった(笑)