おすすめランク A
原題:殭屍先生
出演:
リッキー・ホイ (許冠英)
ムーン・リー (李賽鳳)
チン・シウホウ(銭小豪)
ラム・チェンイン (林正英)
ビリー・ロウ (楼南光)
ポーリン・ウォン(王小鳳)
ユン・ワー (元華)
監督:リッキー・ラウ
1985年度作品
本日、11月8日は、リッキーとラム道士の命日です。
『 化けモノ退治を生業とするガウ道士(ラム・チェンイン)が、大富豪ヤン(ウォン・ハー)から先代の墓の改葬を依頼される。墓を掘りおこしてみると、身体を縦にして埋葬したために、先代は怨念を抱き成仏できないでいた。ガウ道士は、弟子のモン(リッキー・ホイ)とセン(チン・シウホウ)とともにその遺体を持ち帰るが、いつのまにかキョンシーとなって蘇った先代はヤンを殺害して逃亡。3人はヤンの美しい娘ティン(ムーン・リー)を守るため、キョンシーを迎え討つことに。ところが、モンがキョンシーの毒にやられてしまい・・・。(Blu-rayジャケットから引用)』
おばさんの店で仕事の手伝いしているチン・シウホウ。おばさんから向かいの風俗店の嬢がもうすぐ買い物にくるからと言われて、ムーン・リーが来店。完全に風俗嬢と思い込んで、会話が噛み合っていって誤解を生む黄金パターンの展開。しっかし、このシーンを親子で観てて、「何がおもしろいの?」とか精通前の子どもに質問されたら、困るよな(笑)。
ムーン・リーをめぐって、リッキー、シウホウとビリー・ロウがいがみ合うシーン。ビリーの髪の毛とお札をリッキーが飲み込むと、一心同体の状態になるのは笑ったな。リッキーとビリーがタイミングよく同じ動作してて、短いテイクだったけど、感心。
キョンシーと遭遇して、息をとめないといけないっていう条件もおもしろいアイデアだよな。ガキたちが、キョンシーごっこしたときに、息をがまんできなくなるまでキョンシー役が、ターゲットのそばにいるとかやったはず(笑)
キョンシーになりかけのリッキー。体を常に動かさないといけないってラム道士に言われて、動き回る姿に爆笑してしまった。(笑)
女幽霊のポーリンとシウホウのキスシーン。ちゅっちゅでいいはずが、ポーリンからベロを出してるのが、いやらしい(笑)
エンドクレジット見たら、ラム・チェンインが4番目に記載されてるのよね。出番の多さから言っても、2番目の位置づけのはず。まあ、本作で人気がでたわけだから、仕方がないか。
リッキーの吹替えが古川登志夫さんだったな。Mr.BOO!シリーズだと「おーい!はに丸」のひんべえの声してた安西正弘さんだから、慣れるまで違和感を感じた。
キョンシー探しにビリー・ロウたちが洞穴に入るシーン。ゴリラみたいなのがでてきたのよくわからん。
相変わらず、リッキーがおびえてる表情がおもしろいわ。
クライマックスのキョンシーを倒すシーンに、主演の位置づけのリッキーが、2階から落下して気絶したところから、全く登場しなくなるのよね。アンソニー道士が登場するあたりで、ムーン・リーに助けられて、屋敷の外に出るところも、顔を隠してたり、後ろ向きだから代役。ケガでもしたのかね。スケジュールの都合かしら?
あと、Blu-rayに収録されてた監督インタビューで、俳優たちについて聞かれてるんだけど、リッキーに対するコメントがなかった。なんで?
いい時代になったよな。本作はDVD化されても長年、日本語吹替えが収録されてなかったから、VHSの吹替え版がえらい高値で激レアだった。青野武さんの吹替えが聞けたときはかなり嬉しかったなぁ。
文句なしにおススメです!