ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件

おすすめランク C
原題:金手指
出演:
トニー・レオン(梁朝偉)
アンディ・ラウ(劉德華)
サイモン・ヤム(任達華)          
アレックス・フォン(方中信)          
シャーリーン・チョイ(蔡卓妍)
マイケル・ニン(白只)
カルロス・チャン(陳家樂)
チン・カーロウ(錢嘉樂)          
フィリップ・キョン(姜皓文)
キャサリン・チャウ(周家怡)
アニタ・ユン(袁詠儀)  他
監督:フェリックス・チョン(莊文強)
2023年度作品

『イギリスによる植民地支配の終焉が近づく香港。身ひとつで入国した野心家の男、チン・ヤッイン(トニー・レオン)は、悪質な違法取引を通じて徐々に香港に足場を築いていく。そして80年代株式市場ブームの波に乗ると、資産100億ドルの嘉文世紀グループ立ち上げに成功、時代のレジェンドとなる。一方、汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユン(アンディ・ラウ)は、チンの陰謀に目を付け、その後15年間にも及ぶ粘り強い捜査への道のりを歩み始めていた。人命も価値を失うほどの大金が動く、マネーゲームの代償を負うのは果たして誰なのか。そしてチンとラウの駆け引きの行方はいかに・・・。(公式サイトより引用)』

トニーとアンディが20年ぶりに共演した作品。

観終わって、「これを観て、どう思え?」って呟いてしまったな😓。トニー演じるチンに憧れるってのも違うわけで。アンディ演じるラウが1つの事件を長年にわたり追い続けたことを美談として伝えたかったのなら、わかるけども。

本作は1980年代に実際に起きた佳寧集団事件がモデル。

序盤の汚職捜査機関、廉政公署(ICAC)設立シーン。これだけ設立に反対した警官がいたってことは、それまで汚職でいい思いをしてきた警官がどんだけいたんだよってはなし😨。そいつらのせいで不幸になった香港市民も多かったんだろうな😓

70年代、80年代の香港の懐かしい街並みやファッションが~、とか書きたいけど、その年代の香港映画を頻繁に見てるから、懐かしさというものを全く感じないという🤣

チンがカルロス・チェン演じるホーたちを、自社ビル内のショーケースに入れられた女性たちがいる部屋に案内するシーン。女性たちの中に、ひとりの女優がいたエピソードは、実話だとしたら誰だったんだろね?🤔

フィリップ・キョン演じるハファの正体には驚いたな😲。サイモン・ヤム演じるツァンがチンと共にハファに会って借金するシーンなんて、完全にチンも逆らえないほどの黒幕だと思ったもん。

ヤムを演じたマイケル・ニン(白只)って、最近観た「盗月者」にも出演してたけど、個性的な風貌してるよな。記憶に残るというか😁

チンのような大悪人が、たった3年の刑期で済んじゃうとか、有罪確定まで10年以上もかかるとか、いろいろおかしいよね。自分で手は下してないにしても、彼に利用された人の多くは死んでるし、不幸になってるわけで😨。本作がどこまで実話なのかはわからんけど、これだけのことをしときながら、このチンのモデルとなった人物が2021年まで生きてたってのが、モヤモヤする😟

あー、そうか。詐欺とか、違法行為とか、犯罪行為をして、のし上がっていきたい人が観たら、本作はサクセスストーリーになるわけだ。8回逮捕されても、高級ホテルのスイートルームで暮らせるし、刑期は3年で済んじゃうし、モデルの人物は86歳まで生きたわけだから。

第42回香港電影金像獎では12部門にノミネートされ、トニー・レオンが主演男優賞を、他、撮影賞を含む6部門を受賞した。