つきせぬ想い

おすすめランク A
原題:新不了情
出演:
ラウ・チンワン(劉青雲)
アニタ・ユン(袁詠儀)
チョン・プイ(秦沛)
フォン・ボーボー(馮寶寶)
カリーナ・ラウ(劉嘉玲)
キャリー・ン(吳家麗)
シルヴィア・チャン(張艾嘉)  他
監督:イー・トンシン(爾冬陞)
1993年度作品

注意!! 当ブログはネタバレを基本としております。本作に関しては、未見の方は下記のあらすじからは読まないことをおすすめします!観てから読んでください!!

 

『コマーシャリズムに妥協することをこばんで人気歌手の恋人と別れた作曲家のキット。失意のなか移り住んだ下町のアパートで彼は広東オペラ一家の娘ミンと知り合った。海賊テープの吹き込みで生活費を稼ぎながらいつも明るさを失わない少女に、口ベタで依怙地なキットもやがて心を開いていく。一家の演奏や舞台に一喜一憂する近所の人々。そんな暮らしに少しずつなじみながらキットとミンは愛を深めてゆくが、ある日ミンに克服したはずの病がふたたび忍び寄る・・・。(DVDジャケットより引用)』 

いやあ、泣いた泣いた😭。初めて観たのは20年以上前になるけど、その時はもっと泣いた😭

93年度の香港電影金像奨では最優秀作品、監督、主演女優(アニタ・ユン)、助演男優(チョン・プイ)、助演女優(フォン・ボーボー)、脚本の主要6部門を受賞した。

本作の評価を左右するのは、アニタ・ユン演じるミンのキャラを魅力的に思えたかどうか。そう思える前提としては観る側の恋愛状況、人生状況だのが大きく影響するだろうな。本作の公開時、アニタ・ユンもラウ・チンワンもあまり知られていない時期。そんなほぼ無名の2人にプラスして、ピュアでキュートで可憐なミンを愛おしく思えるかがカギ。アニタ・ユンを抜いてしまうと、昔からある、ただのお涙頂戴のメロドラマになってしまうわけで😓

占い師役はジェイコブ・チャン(張之亮)。他にもチョイ役で、ピーター・チャン(陳可辛)、タッツ・ラウ(劉以達)、ハーマン・ヤウ(邱禮濤)、ジェイミー・ルク(陸劍明)らが出演。

ミンが買っていた饅頭アメは”砵仔糕”と言うお菓子で、日本のういろうに似たもの。

ミンが飛鵞山に日の出を見に行こうとラウ・チンワン演じるキットを誘うシーンがいいよね😃。自然体で夜明けまで一緒にいたいって言うのをアピールしてて。こういうことされて、好意があるのかと思ったら、勘違いでしたってパターンもあるわけだけど😏

ミンが海賊版の歌を収録するシーン。一緒に歌っているのはJoe Junior。

本編開始から58分過ぎた頃にシルヴィア・チャン演じる副院長のキットへの発言で不穏な空気が😓。それまで、ミンのキャラに魅了され、ミンとキットの仲睦まじい光景を見ているだけにハッピーエンドで終わってほしい気持ちになってる状態からだからね😓。・・・うーん、これは前情報ないほうが、余計に泣けるな😢

誕生日会での「In The Mood」のセッションは名シーン😆

ミンが靴を結びながら副院長に「帰っていいでしょ?」から「ダメなの?」の間がツラい😢。それまでのミンのキャラがなくなって、切なくなったな。「なぜこんなことになるの。」ってセリフもツラい😢。・・・昔、白血病が再発した知り合いの女性から、泣き叫ぶ電話が来た時の事を思い出して、沈む気持ちになったな😢

プロポーズのシーン。「私が死んでも公園でポツンとしてないで。」ってセリフに涙ポロポロ😢

ミンがキットに饅頭アメを買ってきてと言うシーン。自分の死を悟って、死に際は見られたくないと、キットには自分との幸せな時を記憶に残してほしいって想いがあったんだろうね。

クライマックス、フォン・ボーボーが歌う「黎明在望」が印象的。

ラスト、その後を全く描かず、エンドロールってのも、まあ、香港映画らしい。キットがミンと共有した時間を活かして、作曲家として大成してくれてたらいいけどね。

この記事書きながら、シーンを思い出しては、涙ポロリしてるなぁ😢。おすすめです!