スネーキーモンキー 蛇拳

おすすめランク 
原題:蛇形刁手
出演:
ジャッキー・チェン成龍
ウォン・チェンリー(黃正利)
ユエン・シャオティエン(袁小田)
ディーン・セキ(石天) 他
監督:ユエン・ウーピン(袁和平)
1978年度作品

『百年来の仇敵、鷹爪塾と蛇形塾。ある時、鷹爪塾は目障りな存在の蛇形塾を滅ぼそうと、次々と蛇形拳の使い手を倒していく。そんな折、道場で稽古台にされ屈辱の毎日を送る青年、ガンフーは 一人の老人と出会い、技を仕込まれる。彼こそが蛇形拳の達人、バク・チョンティンだった。そして遂にバク・チョンティンにまで鷹爪塾の刺客が迫る。窮地に陥った師匠を救うため、彼らに戦いを挑むガンフー。果して鷹爪拳を打ち破れるのか!(Blu-rayジャケットより引用)』

本作に関しては語り尽くされてる感があり、すでに多くの古参のジャッキーファンの方々が、書籍、ブログ、動画配信等で情報発信されてるので、ロー・ウェイプロからレンタル等の裏話なんかは割愛させてもらいますのでご了承を<(_ _)>

字幕では何度も観てたわけだけど、今回は録画していた2015年7月16日に関西テレビで放送の日本語吹替え版を絡めてレビューしてみようかと。本作の吹替え版は長年、レアだったんだよね。2013年に発売された「ドランクモンキー 酔拳」/「スネーキーモンキー 蛇拳」制作35周年記念 HDデジタル・リマスター版のボーナスディスクにも収録されている(買ってないけど(爆))。

ジャッキーがシャオティエンじいさんに自己紹介するシーン。吹替え版のジャッキーの役名はチェンフー。「とっぽくてパーだもんで、チェンフー」って言ってたけど、”とっぽい”の意味がわからなくて調べてしまったではないか(汗)。いろいろ意味がある中で”間が抜けている、鈍い”ってのがあったからそれかな?・・・”パー”って用語を聞くと、8時だョ!全員集合のジャンケン決闘を思い出すな(笑)。あの”最初はグー”のフルバージョンは、現在でも小学校で伝承されてるみたいね、いかりや長介って誰かは知らずに(笑)

関西テレビで放送された分は、カットされたシーンがいくつかあった。宣教師とマリア・チェン演ずる風俗店の客引きとのやりとりシーンとか、ジャッキーが寄り目になる輪っかの修行、生卵を顔にぶっかけちゃうところなど修行シーンの半分ちかくがカットされてた。

ジャン・ジン(蔣金)演じる若旦那が、れんが3個って言いだした時のチウ・チーリン(趙志凌)は、「こいつ、ムチャブリしてきたな~!」って思っただろうな(笑)。「うわあ、すごいすごい!次は5個で!」とか言い出さなくてよかったよな。ジャン・ジンの吹替えは安西正弘さん。あの声聞くと、リッキーとひんべえ(笑)

ホン先生が帰って来た時、ジャッキーしか道場にいなかったけど、留守中に好き勝手なことしてたディーン・セキ(石天)とピーター・チャン(陳龍)は、先生にブチ切れされるの恐れて、さっさとトンズラしちゃったんだろうな(笑)

シャオティエンじいさんが、壁に技のやり方や手紙を漢字で書いてたけど、時代設定が清朝の頃だと民衆の識字率がかなり低かったのに、ジャッキーがよく読めたなと(汗)。ホン先生がそういった教育をちゃんとしてくれてたんだなと、いいように解釈(笑)・・・まあ、識字率を突っ込んじゃうと、成り立たなく作品が続出しちゃうって話なんだけど(爆)

猫と蛇のガチ対決は、現在では動物虐待って言われちゃうな。画質がよくなったから気づいてしまったのが、逃げないように紐で繋いじゃってる部分も見受けられるし(汗)。本作には猫の登場シーンが大きく3回あるんだけど、どれも猫の毛柄が違うんだよね。・・・吹替え版のジャッキーの「猫、いっぱい飼ってるんだぜ。」って言葉を信じよう(爆)

クライマックスのバトルは、対決中にいつのまにやら、ジャッキーの服が破れてるわけだけど、かなりカットされてるみたいね。あと、ウォン・チェンリーにマジ蹴りされてジャッキーの前歯が折れちゃったけど、撮影続行しちゃったみたい。「イッテー!歯が折れちゃったじゃないか!」「がっはっは!マヌケな顔だ!」ってシーンくらい撮影しとけばよかったのに。

何度観ても思うけど、ジャッキーのキャラもさることながら、シャオティエンじいさんとウォン・チェンリーの起用が本作のヒットに大きく貢献したよな。

現在、発売されているBlu-ray、DVDには日本語吹き替えは収録されていないので、それ目当ての方はくれぐれもご注意を。ジャッキー生誕70周年記念で、何らかの動きがあるのでは?と期待してるところ。

オープニングで流れるMcLane Explosionの「Magic Fly」↓

 

お知らせ

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