おすすめランク C
原題:新最佳拍檔
出演:
サミュエル・ホイ(許冠傑)
カール・マッカ(麥嘉)
レスリー・チャン(張國榮)
ニナ・リー(利智)
コナン・リー(李元霸) 他
監督:ラウ・カーリョン(劉家良)
1989年度作品
『自他ともに認めるベストパートナー、元泥棒のキングコング(サミュエル・ホイ)と元刑事のアルバート(カール・マッカ)。ひょんなことから仲違いして2人がコンビを解消してから3年。キングコングは実業家とは名ばかりの貧乏暮らし。アルバートも借金取りに追われる生活を送っていた。そんなある日、香港の展示会に出品するために中国から運ばれてきた国宝の兵馬俑と宝剣が盗まれる。犯人はキングコングたちの因縁のライバル、白手袋。ところが、現場に突然現れたキングコングとアルバートそっくりの2人組が白手袋から宝剣を横取りしてしまう。実は、この2人組、新世代の怪盗コンビを目指す若い泥棒姉弟。彼らはキングコングとアルバートに罪を着せようとしていたのだ!こうして図らずも事件に巻き込まれ再会することになったかつての黄金コンビ。中国の公安局、香港警察、そして白手袋に追われる身となった彼らの運命は・・・!?(DVDジャケットより引用)』
悪漢探偵シリーズ5作目。スパイクからDVD化された際は、サミュエルとレスリーが共演ってことで、ワクワクしながら新品購入したっけ。・・・観終わって、これじゃない感が😅
本作は悪漢探偵シリーズとして、致命的にダメなところがあるのよ。このシリーズは、製作会社のシネマシティが設立された根本理由である”脱クンフー映画”を具現化して1作目が大ヒットしたわけ。それなのに、監督にまさかのクンフー映画の巨匠と言うべきラウ・カーリョンを起用しちゃったこと😓
「皇帝密使」までにあった「007」や「ミッション・インポッシブル」を連想させるようなものもないし、爆破、カークラッシュ、秘密兵器、特撮もなし。「スペクターX」でも面白みに欠ける要因だったハゲ刑事と奥さんのやりとりもないのもね。カーリョン監督、前4作を見てもいないんじゃないかと😅
前作まで製作に名を連ねていたレイモンド・ウォンとディーン・セキもいないんだよね。当時、カール・マッカと2人には亀裂があったようで😓
序盤の人間大砲のシーン、暗くてよくわからない。ニナ・リーの巨乳で金網に巨乳痕ができるって笑いのシーンもよく見ないとわからなかったし。あれだけのシーンのために大砲をわざわざ作ったのかよ😮
フェニー・ユンがハゲ元刑事の親戚役で登場したけど、出演シーンここだけ。
車が片輪走行してたけど、元に戻るときに車の下に仕掛けがあるの丸見えじゃん。
サミュエルたちが仲違いしてる状態を一致団結させるために、中国本土の刑務所に収容させて絶望的な状況にさせ、囚人役のダニー・リーに処刑の演技までさせてたけど、こんなに回りくどいストーリー展開が必要だったかね?
中国返還が間近になって、「友達だよな。」「移民したくない。」とかアピールしてて、香港人の不安がでてたな。
カール・マッカが監督、主演した「マネー・チェイス」をさらにスケールアップさせたストーリーの方が面白かったと思う。
クライマックスバトル前にコナン・リー演じる中国ランボーたちが「クビになった。」って言ってきたけど、中国ランボーら3人をクライマックスバトルに加えさせない口実だよな。サミュエルたちの見せ場がなくなっちゃうわけで。
兵馬俑とか国宝があるから銃は使用禁止って縛りも、カーリョン監督の思惑が😅
敵が兵馬俑の着ぐるみで襲い掛かるシーン。「少林寺への道 十八銅人の逆襲」に登場した着ぐるみ銅人のパクリかよって😓。そもそも、敵がそんな着ぐるみを用意して待ち構えてるってのがおかしいでしょうに。
敵役の1人がビリー・チョン(莊泉利)だったけど、雑な扱い。まともな顔アップシーンもない。カーリョン監督と揉めたらしいね。
悪漢探偵シリーズではなくて、サミュエル、レスリー主演の宝剣の争奪戦って別作品にすればよかったんじゃない?
これって、中華料理の有名シェフがフランス料理を任されて、中華風にアレンジしちゃったって感じ。で、あまりに有名な監督だから、周りが忖度してしまい、この仕上がり。悪漢探偵シリーズとしては、残念すぎる。
サミュエルとレスリーが歌う主題歌、「我未驚過」↓
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