僕たちは天使じゃない!

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原題:八星報喜
出演:
チョウ・ユンファ(周潤發)
ジャッキ-・チュン(張學友)
レイモンド・ウォン(黃百鳴)
チェリー・チェン(鍾楚紅)
ドゥドゥ・チェン(鄭裕玲)
フォン・ボーボ-(馮寶寶)
ウォン・コンユン(黃坤玄)
フェニー・ユン(袁潔瑩)
リー・ヒョンカム(李香琴)
マイケル・チョウ(周文健)
ローレンス・チェン(鄭丹瑞)
ウォン・マン(黃曼)
ティン・チン(田青)
チェン・マンハ(鄭孟霞)
ホイ・インサウ(許英秀)
チャーリー・チョウ(曹查理)
ウォン・サン(黃新)
監督: ジョニー・トー(杜琪峯)
1988年度作品

『性格の違う3人兄弟の恋愛模様を描いたラブ・コメディ。長男のファイ(レイモンド・ウォン)は、テレビ番組の人気司会者で、 番組で知り合った子持ちの女性ウー(フォン・ボーボー)に恋心を抱くようになる。次男のロン(チョウ・ユンファ)は恋人のピュウホン(ドゥドゥ・チェン)と結婚して身を固めるつもりなのだが、プレイボーイなのが悪い癖 。ある日、デパートの店員をしていたビューティフル(チェリー・チェン)に一目惚れしてしまう。三男のサン(ジャッキー・チュン)は、 公園で出会ったイェンイェン(フェニー・ユン)との間にほのかな恋が芽生える。3人はそれぞれの恋を成就しようと奮闘するのだった・・・。』

香港で長年にわたり、恒例となっていたレイモンド・ウォン製作の旧正月映画、記念すべき第一作。香港での興行収入は3700万香港ドルで、その年の興行収入1位の大ヒットとなった。

しょっぱな、ジャッキー演じるサンとイェンイェンが公園で出会うシーン。「坊やじゃないよ。」って露出狂が登場するところは、いろいろと不適切だな(汗)。

ユンファ、スチームしたり、卵白ぬったり、泥パックしたり、フェイシャルケアしまくってたなぁ。こういう類いって、効果が実感できないものもあるわけだから、ちゃんと自分で調べないとね。「有名人がやってるから。」とか「30分以内に電話しないといけないから。」で決めないほうがいい(笑)

ユンファ演じるロンが、チェリー・チェン演じるビューティフルへのナンパに失敗した後、ビューティフルの彼氏との金持ち見栄張り対決シーン。「あいやーあいやー」って言ってるユンファの仕草が笑う。はしゃぎながら、彼氏にロレックスの腕時計壊させたり、彼氏の親所有のポルシェに追突したりとビューティフル、暴走しすぎ(笑)

ユンファが買ってきた土産が鳩の丸焼き(汗)。日本では馴染みがなくて抵抗を感じるけど、普通に食べてる国はけっこうあるんだよね。

ドゥドゥ・チェン演じる客室乗務員のピュウホンをロンが空港に迎えに行くシーン。副機長にピュウホンが言い寄られているんだけど、副機長の顔が遠めで一瞬うつったあと、後ろ向きの会話シーンになり、初見では誰かわからなかったのよね。後半でチャーリー・チョウ(曹查理)だってわかったんだけど、”誰かは後半までお楽しみ!”みたいな演出、チャーリー・チョウには不要だろうに(笑)。フォン・ボーボー演じるウーの旦那役(一応、誰かは言わない。)にも同じ演出してたけど、やるなら、もっとサプライズなゲストにしてほしかったなぁ。

ビューティフルが勤務してたデパートって、かつて香港にあった東急百貨店だったってのは、今回の更新で発見したことだったな。

ロンがトラブルメーカーすぎ!弟の婚約パーティーにビューティフルを誘って、陰でイチャイチャしまくってるのはダメでしょ(汗)。フライトがキャンセルになったとピュウホンが現れ浮気がバレ、キレられてたけどロンみたいなタイプは”謝れば済むと思ってる人”だから「2度としない。」は信用しちゃ~ダメ(笑)

プールでの水中キスシーンは、ユンファもドゥドゥもしんどかっただろうなぁ。しっかし、ドゥドゥが着てた服の肩パットが、当時は全く変だと思ってないのが流行のおそろしいところ(笑)。元に戻せない流行ってのはヤバいよな(汗)。最近、小学生の間で美容整形が流行してるって記事読んだことあるけど・・・やめたほうがいいと思うよ(爆)

終盤の粤劇シーン。ジョン・シャム(岑建勳)、カール・マッカ(麥嘉)、リンゴ・ラム(林嶺東)、カム・コクリョン(甘國亮)といった香港映画人が観客席に。ジョン・シャムの隣にビューティフルがいたけど、ジョン・シャムに乗り換えかよ!?好みの幅が広いこと!(笑)。ユンファがあの役柄で客席にいるのは、大サービスシーンだったな!

ラスト、ビューティフルが女優になったってネタで、バス広告になってるのが、レスリーとチェリー・チェン共演の「殺之戀」。この作品もレイモンド・ウォンが製作。劇中でちゃっかり宣伝(笑)

本作は、香港で馴染みのスターたちが共演してワイワイやってるのを、旧正月に楽しむってコンセプトなわけで、ユンファしか知らないよりも、他の出演者を知ってからの方が楽しめると思う。

スパイクと、ユニバーサルからDVD化され、どちらも廃盤。ヤフオクとかでユニバーサル版はめったにみかけないな。動画配信サービスで鑑賞可能。

ユニバーサル版に収録されたレイモンド・ウォンインタビューによると、本作の脚本段階では旧正月映画ではなかったそう。「愛情の大混線」というタイトルで電話の混線から3つの恋愛が生まれるという物語。ちょうどその頃にシネマシティで次の旧正月映画用の作品がなかったため、本作が旧正月映画として製作されることに。

張學友出演作をブログに書く度に悩まされるのが、”ジャッキー”問題(笑)。日本では、”ジャッキー=成龍”って人が大半だから、”チェン”のほうが出演してると勘違いしちゃう人もいるみたいで。といって、フルネームよりもユンファ、アンディ、レスリーのように書きたいしなぁ。で、区別するために、今後は愛称から”歌神”ジャッキーとすることに決定!(笑)・・・過去に書いたのも修正しないといかんな(汗)

日本での劇場公開は、1992年に「チョウ・ユンファ・シネマ・フェスティバル」と題して、本作と「ゴールデン・ガイ」「パラダイス・パラダイス」の3作が短期間上映された。

邦題に”!”をつけるか否かは、劇場公開時とVHSではついていたので、そちらを尊重いたしました。

↓本作を観る度、オープニングから楽しい気分にさせてくれる”歌神”ジャッキーが歌う主題歌「人人望放假」。