ポストマン・ファイツ・バック 巡城馬

おすすめランク C   

原題:巡城馬
出演:
レオン・カーヤン (梁家仁)
チョウ・ユンファ (周潤發)
ファン・メイシェン(樊梅生)
サイモン・ユエン・ジュニア(袁日初)
チェリー・チェン (鐘楚紅)
エディー・コー(高雄)
監督:ロニー・ユー(于仁泰)
1982年度作品

『民国元年。中国全土を旅しながら郵便を届けてまわる配達人マー(レオン・カーヤン)は、北方に拠を構える権力者ユィンの腹心、シュウゴン(エディー・コー)から、 残忍さで悪名高い山城のジュウ・ロンの誕生日までに4つの箱を届けるように頼まれる。中身を見ないように念押しされたこの奇妙な任務を共にするのは、道案内のフジョン(チョウ・ユンファ)、マーの弟分ユウギ(サイモン・ユエン・ジュニア)ら6人の男女。やがて各々の想いを秘めた旅路は予想もつかない方向へと転がり出す。(DVDジャケットより引用)』

民国元年とは、中華民国が成立した1912年のこと。現在でも中華民国政府が実効支配している台湾などで西暦と共に使用されている。

ユンファが珍しくカンフーアクションを繰りひろげているのが大きな見どころの1つ。

ユンファと暗殺者2人組のバトルシーン。その2人組の戦法が、相方を背負いながらなんだけど、意外とあっけなくユンファに倒されたので、「バラバラで戦えばよかったのに。」って呟いたな。あの戦法にこだわる理由があったのだろうか。

凍った湖で戦うシーンでは、敵がスケートしながら戦うっていうのが斬新だった。

チェリーが殺されるシーンは唐突だったな。一人で歩いていたら、エディーの投げたロープが巻きつき、ひっぱられて、岩に頭が直撃して即死!あんな殺し方しなくても(汗)。しっかし、本作のチェリーが、めっちゃかわいいのよね。・・・ほんと、かわいすぎる(笑)。

男女の恋模様をもっと描いたらよかったのに。ユンファが連れの女性を好きになりかけてるくらいで女性が行方不明になっちゃって恋愛話が終わってるし。

エディー・コーは残忍すぎだなあ。機関銃の試し撃ちってことで、杭に縛られた何十人もの人質を撃ち殺し、サイモンと人質だった妹二人も「帰っていいよ。」と言っといて惨殺。

ファン・メイシェンの死に様はかっこよかった!敵地に一人で赴き、自分が飼っていた数十匹のネズミのしっぽに爆弾をつけて、 敵地を壊滅。剣で刺されながら、機関銃をぶっ放し、残りの爆弾とともに爆死してしまう。

ラスト、レオン・カーヤンとエディー・コーのバトルは、エディーを忍者にしてしまったのがダメだったな。純粋なバトルを見たかったのもあるけど、カーヤンが武器を持ってないのに手裏剣、煙玉、火炎放射とか、エディーが汚い手段を使うから、観ててテンションが上がらなかった。しっかしエディーの忍者の恰好が全身黒タイツと白タイツみたいでカッコ悪すぎ(笑)。ちゃんとした忍者の服装を用意できなかった?

やっぱり、途中でチェリーあたりが殺されちゃって、仲間意識が生まれたユンファたちが、残りのメンバー全員で復讐のために敵地に向かうって展開にした方が盛り上がったのでは?。で、最後の最後に黒幕のエディーが現れて大バトルに発展のほうが、よかったでしょ。なんで、こそこそとエディーが一人一人、ユンファたちを殺していく展開にしたんだろ?

本作は日本ではビデオ化されなかったので、スタープラスで放送されたのは長らく保存してた記憶がある。DVD化された時点で消しちゃったけど。

DVD特典映像のレオン・カーヤンインタビューによると、4~6ヶ月、韓国でロケを行い、極寒での撮影がほんとにツラかったそうだ。サンドイッチを食べようとしたら凍ってたので、ユンファが韓国人スタッフにお願いして食事を分けてもらったってエピソードや、チェリーが夜のシーンで穴に落下して骨折したっていうエピソードも話してくれていた。