ワイルド・ギャンブラー

おすすめランク   

原題:師爸

出演:

チョウ・ユンファ(周潤發)
パイ・イン(白鷹)
ロイ・チャオ(喬宏)
チャン・ナン (姜南)
ウォン・チン(王青)
監督:デニス・ユー(余允抗) 
1980年度作品 

本作のレビューを移行前のサイトで書いたことあったけど、だいぶ前に削除してたのよね。カタカナを半角で書いてたから、ピーヒョロヒョロ時代に書いたレビューだな(わかるよね?(笑))。削除した理由は全く思い出せない(汗)。

まだ香港映画ファン初心者レベルの頃にレンタルビデオ店で見つけて、「あれ、まだこれ観たことない!」と”観るまでワクワク”だった作品(笑)。ビデオの表ジャケットが「男たちの挽歌Ⅱ」ぐらいの頃のユンファがかっこよく写っていたから、当然、1987年前後の未公開作と思い込んでいたな。

で、オープニングの香港懐メロみたいな主題歌が流れ、陽気にバイクで登場した青年を二度見した時、「やっちまった・・・。」と思った。この痩せ細った青年こそ、ユンファなのであった。「やっちまった・・・。」の理由は、当時、少ない小遣いで、他にもレンタルしたい香港映画があったのにこれをチョイスしてしまった点ね(笑)。

ということで、E級作品なので、ストーリーをダラダラと。いつものようにネタバレしているので、観たい方は観てからで。

ユンファが、ある日、バイクでツーリングしているグループをからかう。からかわれたQ(あだ名らしい)が仕返しをしてやるって思っていたところ、たまたま自動車修理工場を訪れたら、そこでユンファが勤務してて、ケンカになってしまう。・・・偶然すぎるだろ(笑)。

Qは組織のボス、クオ(パイ・イン)に今回の騒動を伝え、クオの策略によりユンファはギャンブルで負け、借金を負わされてしまう。ユンファには、ギャンブルを教えてくれた師匠がいて、この師匠カン(チャン・ナン)は、かつて、上海で友人のチュ・トンシュン(ロイ・チャオ)とともに有名なギャンブラーであった。トンシュンは、現在、占い師をしているという。カンはユンファを助けるため、トンシュンにクオを倒してくれるよう頼む。しかし、トンシュンはクオに殺されてしまうのだった。

クオはモーという投資家たちから集めた資金を使ってベトナム人の男と、ある取り引きをすることになる。取り引き場所はビルの建設現場。その際、クオは、カネの入ったかばんをそこに置く必要がないのにわざわざ窓ぎわに置いてしまう(笑)。すると上の階から、カギ状のものでかばんをひっかけてユンファが盗んでしまうのだった。・・・もう、盗む展開ありき(笑)。

ユンファはクオの車に追われながらも走って逃げ、途中にとまっていた車に乗り、カー・チェイスとよべる代物ではないカー・チェイスを展開(笑)。追いつめられたユンファは、いきなりその大金を工場の腐食剤が入っている工程に投げ入れて逃げ去る。クオはあわてふためき、カネを取りだそうと手を腐食剤の中に突っ込んで、もがき苦しむのだった(汗)。・・・ヤバい液体だってくらいわかるだろうに(笑)。

クオはモーに殺されそうになるが、「カネを取り戻せる方法がひとつだけ残っている。」という。なにをするのかと思ったら銀行強盗(爆)。それも銃も持たずに(汗)。

で、これから、驚きの結末と衝撃の事実が明らかに。なんと、工場で溶けてしまったはずの大金がユンファのものになるのだ(驚)。このカラクリは、ユンファが車で逃げる途中、車のトランクに死んだはずの占い師トンシュンが隠れていて、バレないように偽札と交換したというのだ。・・・おいおい、ユンファはかなり走って逃げて、偶然あった車に乗ったわけで、その車にユンファが乗るという可能性は非常に低いだろうに。占い師だけに、「ユンファ、お前の行く道はわかる。」ってか?(ムリムリ!(笑))

結局、最後は、クオは刑務所に入り、ユンファは大金持ち。・・・ユンファがはじめにQをからかわなかったら、金持ちにはなれなかったわけだし、ボスのクオも、Qがあんなにユンファに対して恨みを持たなかったら、ユンファと無関係のままで、金を取られることも刑務所に入ることもなかったわけで。なんか「クオがかわいそう!」って思ってしまった(笑)。あー、わかった!この作品、誰かが何かをすると巡りめぐって他人の運命を変えてしまうってことを伝えたかったんだわ(笑)。

しっかし、ほんと、表ジャケットとは別人レベルのユンファだったな。まあ、ガッカリしながら返却しに行った際に裏ジャケット見たら、劇中通りのユンファが写ってたけどね。いかなるものも、表だけで判断してはいけないってことだな(笑)。