おすすめランク A
原題:飛龍猛將
出演:
ジャッキー・チェン(成龍)
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
ユン・ピョウ(元彪)
ディニー・イップ(葉德嫻)
ポーリン・ヤン(楊寶玲)
ユン・ワー(元華)
ベニー・ユキーデ(噴射機賓尼)
ビリー・チョウ(周比利)
リー・カーティン(李家鼎)
コウ・フェイ(高飛)
クリスタル・コオ(郭錦恩)
ション・ワイ(沈威)
ウー・フォン(胡楓)
フォン・ツイファン(馮淬帆)
ロイ・チャオ(喬宏)
ジェームス・ティエン(田俊)
ロー・リエ(羅烈)
タイ・ポー(太保)
ラウ・カーウィン(劉家榮)
フォン・ハックオン(馮克安)
チュン・ファト(鍾發)
ワン・ユー(汪禹)
ラム・ウェイ(林威)
チン・カーロウ(錢嘉樂)
ワン・ファ(尹發)
ディック・ウェイ(狄威)
ピーター・チャン(陳龍)
シン・フイオン(成奎安)
監督:サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
1988年度作品
”成龍”改名12周年記念作品(笑)。12って中途半端な(笑)。ほんと、東宝東和は”記念”にするの好きだな(笑)。
『弁護士のジャッキーは、水質汚染で訴えられた悪徳化学工場から弁護を依頼される。しかし、彼は原告側の証人メイリンに一目惚れしてしまう。そこで、恋と仕事の両方を成就させたい彼は、極秘ミッションを開始!ところが、友人のウォンとトンの大ゲンカに巻き込まれたり、工場に恨みを持つ連中から襲撃を受けたりでジャッキーの計画はうまくいかず。そんな中、ウォンが工場で秘かに麻薬を精製している事実を突き止める。ついに本性を現した悪徳工場。弁護を放棄し、悪に立ち向かうことを決意したジャッキーは麻薬組織と壮絶な戦いを展開する!(ツイン公式サイトより引用)』
ジャッキー作品を初めて映画館で観た作品。上野の劇場でポスターと下敷き、パンフレットを買ったっけ。
ユン・ピョウがジャッキーに何度も「で、用件は?」って聞いてるシーンあったけど、ユン・ピョウのキャラ設定が強迫性障害の人なのよね。だからあの時のジャッキーの爆笑は、完全にそういった人をバカにしてる笑いだからアウト。日本公開版とVHSには、ユン・ピョウがフォン・ツイファン医師に診察を受けるシーンがあるわけだけど、それを丸々カットしてる香港公開版だと、ユン・ピョウが病人とは思われず、厄介な変わった人になっちゃう。
ユン・ピョウが盗聴器を仕掛けるシーン。「お前、ほんと、バカか?」って思うところに仕掛けようとするから困る(笑)。まあ、病人扱いしなけりゃ笑えるわけだから、香港公開版が正解なのか。
ジャッキーの家にポーリンが招待されて、夕飯を食べるシーン。ユン・ピョウとサモ・ハンも来ちゃって、鉢合わせになると困る面々が1つの場所に来てしまう80年代香港コメディパターン(笑)。ポーリンがまだ食べ終わってないのに、「お腹いっぱい?バイバーイ!」って玄関まで見送った後、ドアを開ける度に負傷の箇所が増えながらも、すっとぼけるジャッキーの表情が笑う(笑)。
バーと船上での乱闘シーンのやられ役が豪華!。バーでの乱闘では、ディック・ウェイ、ラム・ウェイ。船上ではディック・ウェイ、ラウ・カーウィン、フォン・ハックオン、チュン・ファト、ワン・ユー。セリフがあったのはディック・ウェイだけよ。信じられん!(笑)
バーでの乱闘で、ユン・ワーとコウ・フェイの「頭がジャマで見えん。」のシーンはいつ見ても笑ってしまう(笑)。
ディニー・イップとポーリンの前で、ジャッキーとサモ・ハンの謀を、ユン・ピョウが暴露しちゃうシーンは、「ユン・ピョウ、めんどくせー。」って呟いたな。ちょっと病人にしてもトラブルメーカーすぎるわ。
ジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウの三つ巴のバトルは、今となっては貴重だよな。3人の共演作がこれで最後とは思わなかったし。
少年時代はなんとも思わなかったけど、法廷でジャッキーが「僕を愛してる?」のくだりはおかしいだろ(笑)。日本語吹替えで、ロイ・チャオ裁判長がポーリンに「あなたが男性だったら認めません。それは異常ですから。」ってセリフは、現在だとクレーム言う方々がいるだろうな(汗)。字幕はそれを考慮してか、全然違ってたけど。
サモ・ハンが麻薬精製工場に潜入するシーン。現場を撮影してるんだけど、もうちょっと、コソコソやりなさいよ(笑)。見つかって、「いや、どうも、ジャマしちゃったかな?」で逃げれるわけないでしょ(笑)。
これまで何度観たかわからん、工場でのバトル!
コウ・フェイがポーリンの”マイクヌンチャク”を一撃食らった時の、あのおびえた表情(笑)。
ユン・ピョウが割れたガラス窓をジャンプしてくぐり抜けたり、仰向け状態からのエビぞり、ベニー・ユキーデのローリング・ソバットなどなど見どころ満載。
ジャッキーVSベニー・ユキーデのバトルは、興奮したよな。後ろから卑怯な攻撃してくるユン・ワーに「コノヤロー!」と思いながら(笑)。
あの鮮やかなアクションがチン・カーロウって知った時は、少年時代、あれで「ジャッキー、スゲー!かっこええ!」って魅了された割合が高かったから、「なんだよ、ジャッキーじゃないのかよ。」って正直、ショックだったな(汗)。「知らないほうがよかった。」って人もいるので、あれはあれということで(笑)。
ブルーレイに収録されたNGシーンみたけど、相変わらず、サモ・ハンとジャッキーが面と向かうとサモ・ハンは笑いだして何度もNGだすな(笑)。
NGシーンで、ジャッキーとマースが同じ服装だったから、どこかで替え身したんだなって思って観てて、今回、気づいたシーン。ラスト、ジャッキーに蹴り飛ばされてユキーデがガラスケースに突っ込むところ。突っ込むところでジャッキーが蹴る仕草してるのと、ユキーデがケース内でガクッてなる後ろで構えてるジャッキーは、マースと確認。高画質のデメリット(笑)。
邦題はずーっと意味不明(笑)。原題はもともと「飛龍福星」だったそうだから、その原題のままなら、「五、大、七、十」ときて、「超福星」なんてつけられてたかも(笑)。
クレジットにウー・マ(午馬)の名前があるんだけど出演シーンなし。丸々カットパターン?何回か観ているうちに”ウー・マ探し”してしまったじゃないか(笑)。
ベニー・ユキーデの中国名が”噴射機賓尼”ってのは、初めて知ったな(笑)。