フル・ブラッド

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原題:花旗少林

出演:

チョウ・ユンファ (周潤發)

ン・シンリン (呉倩蓮)

リュー・チャーフィー(劉家輝)

フィリップ・コク (郭振鋒)

シン・ハン(秦漢)

マイケル・ウォン(王敏徳)

監督:ジェフ・ラウ(劉鎭偉)

1994年度作品

『中国系アメリカ人のCIA諜報員、チャン・ チン(チョウ・ユンファ)は中国の国宝奪取 の命を受け、単身中国に乗り込んだ。中国情報局のトン・リン(シン・ハン)と接触したチャンは少林寺に身を隠す事に。そこで、寺内に監禁されている謎の少女シウチン(ン・シンリン)と出会い、不思議な力を持つ彼女にチャンは次第に魅かれていく。そんなある日、彼は 中国情報局の不穏な動きを察知、トンらの 行動を探る内に驚くべき事実を突き止める。彼が追い求めていた謎の秘宝とは超能力を持つシウチン自身だったのだ!今、愛する者を守るため、男は最後の戦いに挑む!!(チラシより引用)』

ビデオのジャケットのユンファがかっこよくて、観るまではえらい期待してた記憶がある。で、観てみたら、メリハリがないというか、ストーリー展開に「???」となってしまって、それ以来、観ていなかった作品。ジェフ・ラウの監督作って、彼が描きたいこと、世界観がたまにわからなくて、困惑することあるのよね(汗)。

しょっぱな、ヤクザ役で國村準さんが出てたのは記憶になかった。すぐに殺されちゃう役だったな。「ハード・ボイルド」にも出演していたけど、何の縁での出演だったのかしら?

シンリンの超能力で、ユンファの頭に花が咲くとか、手が巨大になるとか、クスッとも笑えなかったな。ユンファにしてほしい笑いは、こういうネタではないんだな。

小僧がおしおきされるシーン。ユンファがチャーフィー師匠を説教したら、それまであれだけ厳しかったのに、急にやさしくなっちゃう展開がよくわからん。飯でコーラを僧侶たちが飲んじゃう始末。少林寺と関係ない奴が指摘したら、あっさり規則を変えちゃうってどうよ?

ユンファとシンリンが愛に発展していく過程がうまく描かれてない。あの程度の関係で、“愛するものを守るため”とはならないんじゃない?

野球をいきなりするシーンもよくわからん。師匠に内緒でとか言ってて、ユニフォームがちゃんと人数分、用意されちゃってるし。

ラスト、シンリンが囚われてるのに、ユンファが容赦なく銃をぶっ放したり、爆発させてたな。シンリンをケガさせないようにするという配慮が全くなし(笑)。

しっかし、すごい寒そうだったなぁ。息が白かったことしか印象に残らんレベル(笑)。

本作の本土の街並みを見て、当時の香港との大きな格差を感じたな。

邦題が意味不明。純血って意味もあるけど、シンリンの無垢な役柄からイメージして付けたんかなぁ。それか、「インファナル・アフェア」みたいな話題作があると、“インファナル゛って付けちゃったみたいに、フルかブラッドが付く話題作があったからとか?思いつかないけど(笑)。

本作の見どころではなく、聴きどころはテレサ・テンが歌う主題歌、「月亮代表我的心」。何度聴いても、心に沁みるなぁ。