0061北京より愛をこめて!?

おすすめランク 
原題:國產凌凌漆
出演:
チャウ・シンチー周星馳
アニタ・ユン(袁詠儀)   
ロー・カーイン(羅家英)
ポーリン・チャン(陳寶蓮)
ジョー・チェン(鄭祖)
ウォン・カムコン(黃錦江)
リー・リクチー(李力持)
ウォン・ヤッフェイ(黃一飛)
リー・キンヤン(李健仁)
ユイ・ロンクワン(于榮光)
監督:チャウ・シンチー周星馳)/リー・リクチー(李力持)
1994年度作品

『中国国宝級の恐竜の頭蓋骨が盗まれた。難航する捜査に、10年間任務を与えられず屋台の肉屋として生活していたスパイ“007"が呼び寄せられた。彼の任務は容疑者である香港の密輸王ライの調査。 しかし、実は頭蓋骨盗難の黒幕は本部の司令官で、事件をもみ消す為に彼らを利用しようと部下のヒョンカムに007とライの暗殺指令を出す。ライの調査を名目に香港で007と合流したヒョンカムは彼を殺そうとするがドジでマイペースな007に振りまわされ、なかなか殺せない。しかもずっこけているかと思えば、いざとなると敏速に的確な行動をとる007に次第にひかれ始めていた・・・。(DVDジャケットより引用)』

チャウ・シンチーがどちらも共同ではあるが、監督と脚本に初めて挑んだ作品。

しょっぱな、「本作とあの「007」は別物。似てたらそれは、たまたま。」ってテロップが表示。こんな表示がされながら、007に酷似したテーマ曲が流れてる(笑)。

モーリス・ビンダーが生み出した本家007のタイトルデザインをパロったメインタイトルは、うまくできてたよな。

シンチ―が営む肉屋での女性との会話シーン。ワンナイトラブをしたような会話になってたら、「私たちの関係がどうであれ、ゆうべの思い出に報いて、お金払って。」って言われてる。立ちんぼと金を払わずにイヤラシ行為しちゃったってことじゃないかよ(笑)。肉屋とドライマティーニのミスマッチもウケたな。

ロー・カーイン演じるマンサイが開発した小道具を紹介するシーン。紹介する前になんで立ちションしてるのよ(汗)。ソーラーパワー型懐中電灯には大爆笑。

シンチーが宿泊することになったモーテル。部屋を案内したのが、”鼻くそほじり男”のリー・キンヤン(笑)。この人、登場するだけでおもしろいな。本物ならどんな女性がいいかと聞かれ、シンチーが地元系と答えたら、リー・キンヤンがすかさずシンチーのズボンを下ろし始めたのは、「おいおい。」と呟いたな(汗)。さすがにリー・キンヤンとはイヤだわ(笑)。

シンチ―が香港でアニタと会うシーン。アニタが犬に餌をあげてるシーンは、「つきせぬ想い」のセルフパロディ

シンチーが持っていたアイテムもしょうもなくてウケたな。携帯電話と見せかけてシェーバー、シェーバーと見せかけてドライヤー、ドライヤーがシェーバー、靴がドライヤー。・・・結局、シェーバーとドライヤーしか持ってないじゃん!(笑)

爆笑したのが、アニタがシンチ―の銃でシンチ―を殺そうとするシーン。撃ったら後ろから弾が発射して、アニタ自身が撃たれてる。シンチーに銃の説明をされた後、銃を反対向きにして撃つと正常な方向から弾が発射して、また撃たれてる。あの、両肩を自分で撃ってしまい呆然としているアニタの顔(笑)。シンチーから「かわりべったん銃」と言われ、「先に言ってよ。」ってのも笑った。

ショッピングモールで強盗たちにシンチーが人質になるシーン。シネコンの前を通ってたけど、上映中作品にユンファの「フル・ブラッド」のポスターが貼られてた。

ライの屋敷に忍び込むシーン。登場したのは”ゴッドウイングケース”。ぴょーんって飛び跳ねたら壁に激突して流血しちゃってる(笑)。

アニタが脚を撃たれたシンチーの銃弾を取り除くシーン。麻酔の代わりにエロビを見始めるシンチー。「気をそらすにはこれに限る。」って言ってるけど、あの出血具合をみても、そんなんじゃ気をそらせないだろ(笑)。下半身の異変に気付いたアニタに「血流を一箇所に集中させときたい。」ってのもウケた。

終盤くらいからは、司令官とのバトルシーンがメインで、笑うところが激減するのよね。シンチーがインタビューで抑えすぎたって言ってたけど、ほんと抑えすぎ(汗)。全編を通して笑い転げたいって思って観ているのに、それをさせてくれないのよ。ショッピングモールで人質になった子供が解放されたら、親が殺されてしまうとか、そんなにスプラッターにしなくてもいいのに、血が生々しいとかね。

エンドロールの時にNGシーンもあったけど、爆破された建物内でシンチーとアニタが抱き合うシーンとか、本編にはなかったシーンがあったな。本編が84分と短いのはこのシーンをカットした影響なのかね?

本作と「詩人の大冒険」「広州殺人事件」がセットになったDVDBOXが発売されていたけど、「ファイト・バック・トゥ・スクール」のレビューで書いたのと同様で、これまた豪華三大付録が豪華ではなかった(笑)。「迎春おめでたセット」としてB2ポスター、DVD型カレンダー、福笑いがセットに。DVD型カレンダーというのが、DVDケースにカレンダーをさしこむようになってるんだけど、箱の大きさの関係で1作品分、隙間ができてしまうのを、埋めただけじゃないかよ(笑)。福笑いってのも、似てるか微妙なシンチーの似顔絵で、お正月に家族で福笑いしたって盛り上がらないだろ(笑)。

邦題の0061が意味不明。こういうしなくてもいいことをしたくなっちゃうのがわかんないだよね(笑)。