ドラゴン・コップス 微笑捜査線

おすすめランク D   
原題:不二神探
出演:
リー・リンチェイ//ジェット・リー李連杰
ウェン・ジャン(文章)
ミシェル・チェン(陳妍希)
リウ・シーシー(劉詩詩)
リウ・イエン(柳岩)
マイケル・ツェー(謝天華)
スティーブン・フォン(馮德倫)
ブルース・リャン (梁小龍)
ウー・ジン (吳京)
コリン・チョウ(倪星)
レオン・カーヤン (梁家仁)
フォン・ハックオン(馮克安)
ホアン・シャオミン(黃曉明)
ジョシー・ホー(何超儀)
ティン・カイマン(田啟文)
ラム・ジーチョン(林子聰)
ラム・シュー(林雪)
監督:ウォン・ジーミン(王子鳴)
2013年度作品

『香港を震撼させたセレブ連続怪死事件。香港警察は全市に捜査網を発令し、担当に経験豊富でクンフーの腕も立つベテラン刑事ホアン・フェイホン(ジェット・リー)と新米刑事ワン・プーアル(ウェン・ジャン)の「ドラゴン・コップス」を任命。彼らの捜査線上に浮かんだのは、死亡した著名人たちと付き合っていた美人女優だった・・・。(DVDジャケットより引用)』

本作を観終わるまでに一体、何年かかったんだろ(汗)。クライマックスのリンチェイ対ブルース・リャンのバトルシーンに至るまでに何度もイライラしてストップボタンを押してしまい、ここまでたどり着けず。最後まで観終えることができたのは、日本語吹き替えのおかげかも。字幕で観た時の、イライラがかなり軽減した気がする(笑)

序盤の微笑殺人事件の1つ目で男がパラシュートをつけずに大型ヘリから落ちるくだりで「これはダメなやつかも。」と思い、次のダンスシーンのデブ醜女が飛んじゃうシーンでイラッとし、その後、感情表現や、面白いと思ってほしいところに「ピヨーン♪」、「カン!ポヨヨーン♪」とかいちいち効果音がでたことで、イライラが急上昇してしまった。

不必要なセリフ、シーンも多かったなぁ。検死室に入って来たミシェル・チェン演じるアンジェラが男に「検死結果は?」と聞くと「さあね、俺は清掃員だ」って言われて、鈴虫の音色の擬音が鳴るとか、海南島に向かうリウ・シーシー演じるチンシュイを足止めするために空港で映画製作の記者会見するくだりとか。

本作の見ものは、リンチェイVSコリン・チョウ、リンチェイVSウー・ジン、リンチェイVSブルース・リャンの三大バトル。

まずは吹き抜けの階段を利用したリンチェイVSコリン・チョウ戦。久しぶりに二人のバトルが観れたのはうれしかったけど、バトル前の効果音演出でイライラしていたので、「こんな作品でそんなにアクション頑張らんでも。」って思ってしまったな。

続いて、リンチェイVSウー・ジン戦。この対戦もうれしかったけど、ウェン・ジャンが弱いくせに参戦して吹っ飛ばされるのが邪魔すぎだし、それを見て笑ってるミシェル・チェンもなんかウザかったな。

ラストはリンチェイVSブルース・リャン戦。このバトルは対戦場所がワンチャイなんかの古装片を思い出させてくれたし、アクション監督がユン・ケイだけあってなかなか見応えのあるバトルだった。本作を観て途中で脱落した人は、このバトルだけは観てもいいのでは?。最後にリンチェイが8人に分身してしまうのは、本作の行き当たりばったり演出を象徴してるんだけど(笑)。この2人の対戦はもっと出来の良い作品で観たかったな。ユン・ケイが監督もやってくれたらよかったのに。

レオン・カーヤン、フォン・ハックオンが登場するシーン。ウェン・ジャンの想像シーンでバトルが繰り広げられた後、リンチェイが登場したので、その後の展開を期待してテンションあがったのにリンチェイは少しもバトルせず、逃げまくったのには、さらなるイライラが噴出したな。ここは、リンチェイVSレオン・カーヤン、フォン・ハックオンのバトルを観たかった!

真犯人がわかり、微笑殺人事件の犯行を振り返るシーン。ダンス会場、プールでの犯行はわかるけど、大型ヘリに真犯人が乗っていたってのは、おかしいだろ(笑)。で、その真犯人に恋人を何人も殺されたのに、許しちゃってるチンシュイにも納得できなかったな。

タイ・イーイー役のリウ・イェンは本土で当時、“セクシーすぎる司会者”って呼ばれてたそう。ほんと、この”すぎる”って表現やめてほしいよね。大抵、”すぎない”から(笑)。しっかし、あんな巨乳を強調した保険外交員が実在したら、さぞかし営業成績が良いんだろうな(笑)

特別出演だけはムダに多かったな。これぞ、プロデューサーの力。

チラシに書いてあった売り文句、“5分に一度の大爆笑”って。爆笑すら一度もできなかったけども。これ書いた人を横に座らせて一緒に観てみたいもんだわ(笑)。”お約束のエンディングNG集もお見逃しなく!”・・・なになに?お約束ってなんだよ!ジャッキー映画と勘違いしてないかい?

もうサイトがなくなってるけど、劇場公開時の公式サイトに書かれてた文言。”ジェットには珍しく、香港コメディならではのベタでナンセンスなギャグの数々につき合う余裕を見せている”・・・笑いのクオリティが低すぎて、“香港コメディ”という括りにも入れたくないんですけど(汗)。

監督は本作で映画監督デビューしたわけだけど、プロデューサーのチュイ・ポーチュー(崔寶珠)の息子なんだよね。・・・困った親だなあ!(笑)。

ミシェル・チェン(陳妍希)が歌う主題歌「Clueless Boy」。