バーニング・ダウン 爆発都市

おすすめランク 
原題:拆彈專家2
出演:
アンディ・ラウ(劉德華)
ラウ・チンワン劉青雲
ニー・ニー(倪妮)
ツェー・クワンホウ(謝君豪)
フィリップ・キョン(姜皓文)
ロン・ン(吳卓羲)
マーク・マー(馬浴柯)
ケニー・ウォン(黃德斌)
ティモシー・チェン(鄭子誠)
ティミー・ハン(洪天明
監督:ハーマン・ヤウ(邱禮濤)
2020年度作品

『爆弾処理班に所属するフォン(アンディ・ラウ)は、数々の事件を解決してきたエースだったが、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。恋人や同僚の助けもあり、義足とは思えないほど、身体機能が回復するが、上層部はフォンの現場復帰を認めなかった。仕事一筋で生きてきたフォンは自暴自棄になり、警察を辞めて姿をくらませる。そのフォンが、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場で重体の状態で発見される。容疑者として病院に収容されたフォンは尋問を受けるが、爆発の影響で過去の記憶を失っていた。そこに、フォンを救い出すべく復生会が乗り込んでくる。「なぜテロ組織が俺を助けるのか?」。フォンは病院から抜け出しひとりで逃亡するが・・・(DVDジャケットより引用)』

「ショック ウェイブ 爆弾処理班」に続くシリーズ第2作。前作でアンディが演じた役はああなったので、本作は全く異なるキャラ。なので、本作から観ても問題なし。

ハーマン・ヤウ監督作だけあって、やっぱりグロいシーンがあったな(汗)。アンディが負傷した片脚の状態はリアルすぎ。その前の電子レンジに子猫を入れてるシーンにも嫌悪感。

「復生会」のボス、マーが「うちは英国人との麻薬取引で財を成した。稼いだのは汚い金だ。」のセリフは、耳が痛い富豪や大企業は存在するよな。かつてのアヘン取引、奴隷、苦力を使って稼いだ金が資本となって現在まで繁栄できてる人々もいるわけで。

検査で断定されたとはいえ、記憶が本当になくなったのか、”フリ”なのか、しばらく判断できなかったな。記憶を失って、自分は無実だと信じていれば病院を逃げださなくてもよかったわけだし。あの必死の逃亡は”フリ”かと思っちゃう(笑)

街中での逃走シーン。ライター、テープ、小麦粉を使うとあんなことになるんだ。・・・って調べたら粉塵爆発と言うんだそう。知ったからってやっちゃダメよ!(笑)

ラウ・チンワン演じるマンの母親の葬儀シーン。遺影の顔が、実際の母親かと思えるくらいラウ・チンワンに似てるんだよね。FaceAppみたいな顔加工アプリでも使ってラウ・チンワンの画像を加工したのかしら?

表彰式のシーンで、”隊員は使い捨て”と掲げたフォン。それを見ている隊員たちの何とも言えない表情が印象的だったな。

フォンが抗てんかん薬を服用するシーンが何度かあったけど、意図がわからなかった。頭部の衝撃とてんかんの一症状の記憶障害が重なって、記憶喪失になったことを現すためだったのかなぁ?

フォンが気の毒なのはわかるんだけど、爆弾処理をしてる最中に義足が取れちゃう可能性もあるわけだし、上層部が現場復帰を認めるはずがないよな。で、世の中がイカれてるってテロを起こそうとしちゃうわけでしょ。なんか、思考がぶっ飛んでるよな(笑)。まずは片脚を失った原因の、爆弾をしかけた犯人に復讐しそうなもんだけど。・・・たとえ、テロが成功していたとしてもフォンの言う”イカれた世界”を変えるのは、並大抵ではない(謎)

記憶の植え込みってのは、「そんなことしていいの?」って思ったけど、ニー・ニー演じるポンの「贖罪の手伝い」ってセリフから、マン同様、複雑な気持ちになった。

殉職した警官の葬儀会場の近くでフォンが元カノであるポンと会うシーンは、「いやいや、テロ仲間にバレたらヤバいだろ。」って突っ込んだな。案の定だったけど(笑)

放射線の拡散を防ぐ唯一の方法だとしても、よくすんなりとあの対処法に許可がおりたよなぁ。政治家とか上層部がそれこそ待ったをかけると思うけど。対処法のゴタゴタだけで、1本の作品ができてしまう(笑)

クライマックス。「さらば、兄弟。」と言ってマンが去った後、フォンの記憶が完全に戻ったら、どうなってただろうな。怒りが再燃してしまってオープニングの結末になってたりして。そう考えると、序盤の爆破シーン後のナレーションを「ある者が怒りを制し、この悲劇を防いだ。」と言ってしまうより、「この悲劇的な結末に至るか否かは、ある男に委ねられる・・・」の方がよかった気がする。

アンディとラウ・チンワンの共演は意外と少なくて、本作は2002年度作の「アンディ・ラウの麻雀大将(原題:嚦咕嚦咕新年財)」以来の共演となる。2004年の「新世紀Mr.BOO! ホイさま カミさま ホトケさま」のアンディのあの出演は含めず(笑)

↓アンディとニー・ニーが歌う主題歌「相信我」。