おすすめランク B
原題:執法先鋒
出演:
ユン・ピョウ(元彪)
シンシア・ロスロック
メルヴィン・ウォン
コリー・ユン//ユン・ケイ (元奎)
ウー・マ(午馬)
ジェームス・ティエン(田俊)
タイ・ポー(太保)
チン・サウヤッ (程守一)
監督:コリー・ユン//ユン・ケイ (元奎)
1986年度作品
『麻薬密売事件にからんだ証人たちが、何者かの手によって次から次へと殺されていく事件が起きた。しかも、真相を究明しようとする者たちも次々と同じ運命にあっていく。検事のハー(ユン・ピョウ)は、この連続殺人の黒幕が暗黒街のボス(ジェームス・ティエン)であることをつきとめ、戦いを挑んでいくのだった・・・。(映画.comより引用、一部修正)』
全編ユン・ピョウアクション炸裂の作品!シンシア・ロスロックのアクションもユン・ピョウに負けず、すばらしい!
ユン・ピョウとロスロックがジェームス・ティエンの屋敷で闘うシーン。殺されたジェームスをおもちゃのように、アクションの道具に使っているところはジェームスがかわいそうだった(笑)。
本作のコリー・ユンとウー・マの親子設定は、アンディ・ラウ主演の「香港極道・野獣刑事」に引き継がれた。
香港映画の裁判所でのシーンで裁判長や弁護士が白髪のヅラをかぶっているのは、実際の香港の裁判で、返還後も行なわれていることで、イギリス統治時代の名残。
ラストのバトルでユン・ピョウが見せるメルヴィン・ウォン(の替え身)の首あたりめがけての蹴りは、これだけでもこの作品を見る価値あり!
本作はエンディングの異なるバージョンが存在する。日本でVHS化されたものは、ラストの飛行場でのシーンで警視役のメルヴィン・ウォンが突然、ロスロックをネジ状の工具で刺し殺してしまう。そして、ユン・ピョウが飛行機からダイビングして海に飛び込み、血を流して海面に浮かんでいるところで終わり。
欧米公開版は、ロスロックは刺された後、ユン・ピョウが現れ、戦闘不能状態でほったらかし。で、ユン・ピョウが海に飛び込んだあと、船でロスロックが助けに来て、その後、裁判があり無期懲役の判決を受けたところで終わり。
今回の移行作業で、観なおそうと思ったら、スタープラスで録画したものは行方不明だし、ポニーキャニオンのVHSはカビで処分したの思い出した(汗)。VHS持ってるからDVDはいいかって思ってたら廃盤になっちゃって、現在はネットで諭吉2枚分(汗)。・・・ハッピー・ザ・ベストでお願いします(笑)。
↓主題歌「狂傲」。本作をリピートしてた時にさんざん聴いた曲だったけど、ジャッキー・チュンが歌ってるということは、今回、初めて知った(笑)。