エンター・ザ・フェニックス

おすすめランク    
原題:大佬愛美麗
出演:
ダニエル・ウー (呉彦祖)
イーソン・チャン(陳奕迅)
カレン・モク (莫文蔚)
スティーブン・フォン(馮德倫)
チャップマン・トー(杜汶澤)
ロー・カーイン (羅家英)  他
監督:スティーブン・フォン(馮德倫)
2004年度作品 

ジャッキー・チェン製作総指揮、スティーブン・フォン初監督作品。

『今から25年前、黒社会の二大勢力である赤義堂と四字頭会は敵対関係にあった。ある日、赤義堂のボス、ホン(ユン・ピョウ)が四字頭会のボス、ルイ(チャーリー・チャン)を救ったことから、それ以来、友好的な関係が続いていた。 そして現在、ホンは病に倒れてしまい、ボスが不在になることで四字頭会に組を乗っ取られることを恐れた側近のハチ (ロー・ガーイン)は、息子のキン(チャップマン・トー)とともにボスの一人息子、ジョージを探しにタイへ向かう。

ジョージの住む部屋を訪ねたハチたち。偶然、その部屋にいたジョージの友人のサム(イーソン・チャン)をボスの息子と思い込んだハチたちは、 サムにボスとして香港へ戻るようにと説得する。サムは孤児として育ち、黒社会のボスになりたいという夢があり、この話にのることを考え、 ホンの本当の息子のジョージ(ダニエル・ウー)にお願いする。ジョージは父親に施設に預けられた過去があったので、香港に戻りたいと思っていなかった。 しかし、父の死を知り、サムの願いを受け入れ、サムをジョージに仕立て、自分はサムに成り代わり彼の側近として香港へ戻ることにするのだった・・・。』

オープニング、いきなりユン・ピョウが登場したので「うおー!!」とうれしくなったけど、すぐに遺影になっちゃったので、ちとガッカリ。

ハチ(ロー・カーイン)とキン(チャップマン・トー)親子の掛け合いは漫才みたいで面白かったけど、全編に渡って、ゲイネタ、勘違い下ネタが笑いの大半だったのが、くどかったなぁ。序盤の、サムをゲイと思い込んでるキンが、サムに「口を開けろ」って言われて、しぶしぶ股間に口を持っていくようなしぐさをしてから「虫歯多いな。」ってオチのネタがあったけど、あれくらいで終わらせて、ボスの息子がゲイという噂は嘘だったにしとけばよかったのに。

でたー!!“ハナクソほじり男”のリー・キンヤン(李健仁)!!今回はゲイ役で出演してたけど、キツかったなあ!(笑)。中盤のマッサージ役で終わりと思いきや、いつの間にか、組のメンバーになってて、最後のバトルにしれっとダニエルたちといた時は「なんで、あんたがいる?」ってさすがに突っ込んだな(笑)。日本語で「オイシソウ。」って言うセリフは思わずふきだしてしまった(笑)

アクションシーンが終盤くらいしかなかったけど、ダニエルとスティーブンのバトルはワイヤー使いまくりでなかなか見応えがあった。・・・バトル中に、ミニバイクでイーソンが登場するのは、チョイ邪魔だったけど(笑) 

カメオ出演が、超豪華!!サミー・チェン、サム・リーニコラス・ツェーに、最後の最後でジャッキー。ジャッキーが登場した時の笑顔はよかったなあ。 ニコラスは、“うんこ”のイレズミつけられ号泣してた(笑)

DVDのジャケット。なんでユン・ピョウをキャスト欄に書かない!?吹替えを古谷徹さんが担当してもいるのに。リーフレットには”特別出演!!ユン・ピョウ”って書いてあるにもかかわらず、ジャケット裏は特別出演にも記載なし。DVD化する過程で、発売元の会議で「ユン・ピョウ、誰ですかそれ?。アピールするなら、ニコラスでしょー!」とか言い出した世代がいたのかもな(笑)