スパルタンX

おすすめランク 

原題:快餐車   

出演:

ジャッキー・チェン (成龍)

サモ・ハン・キンポー (洪金寶)

ユン・ピョウ (元彪)

ローラ・フォルネル

ベニー・ユキーデ

ペペ・サンチョ

リチャード・ン (呉耀漢)

ジョン・シャム (岑建勲)

ウー・マ (午馬)

監督:サモ・ハン・キンポー

1984年度作品

今回は、Blu-rayのエクストリーム・エディションに完全収録された日本公開版で観た。本編始まる前に、「ジャッキー・プロジェクト次回作、プロテクター、撮影開始!」って告知なんて、初めて見たわ。

スペインでトーマス(ジャッキー・チェン)とデビッド(ユン・ピョウ)は車でファーストフードを売る仕事をしていた。デビッドの父親が精神病院で入院しているため、ある日二人で見舞いに行くと、父親はグロリアという女性と恋に落ちていた。そこに現れたグロリアの娘、シルビア(ローラ・フォルネル)に二人は「うおー!いい女やないかい」!と思ってしまうが、あいさつ程度で別れてしまう。

二人はある夜、ストリート・ガールがいる裏通りで、車をとめて営業中、スリをして逃げてきたシルビアに偶然出会い、彼女を助け、家に泊める。次の朝、彼女は二人が隠していた金をパクり、トンズラする。トンズラ中、トーマスとデビッドの友人で探偵事務所をしているモビー(サモ・ハン・キンポー)と車で事故り、ここでも金をパクって立ち去る。モビーはある男から依頼され、14日以内にグロリアという女性とその子供を探すよう言われ調査中で、トーマスとデビッドに協力してもらおうと思っていた。

ある夜、またまた偶然にトーマスとデビッドはシルビアがスリをして追いかけられている現場に遭遇し、彼女を助け、もうこれからスリはしないということを約束し、彼女をウエイトレスとして雇うことにする。勤務中、シルビアはいきなり正体不明の男たちに誘拐されかかる。いったんは彼女を助けることができたが、男たちは執拗に彼女を狙ってきたのだった。シルビアが狙われる理由とは・・・!

ジャッキーとユン・ピョウが2階の部屋のベランダから飛び降りるシーン。パンフによると18回もNGだしたみたいね。当時のパンフは大げさ記事多いから、ほんとかどうかわからんけど(笑)。インタビューでユン・ピョウが、脚と尻が地面に着くタイミングが難しかったと言ってたな。

ジャッキーたちが乗ってるスパルタン号。当時の最新システムっぽく、ボタン押したら、ドアが開いたり、カウンターが飛び出てきたりするんだけど、人がやった方がはやいと思った(笑)。あんなオプションつけるために、どんだけホットドッグ売らんといかんのよ(笑)。

広場でスケボーに乗りながらジャッキーが注文を受けに行くシーン。よく見たら、髪型が違う(汗)。猛特訓したとはいえ、あのロングショットは難しかったか。とすれば、あのシーンはスケボーをジャッキーたちに教えた日本の方なのかな?

精神病院のシーン、フジテレビ放送版の吹替えで観たけど、うまいことテレビ放映時、カットしてたな。ウー・マの人間時計は、さすがに「あかんわ。」って思った(笑)

ジャッキーとユン・ピョウがシルビアを助けることになる動機が、どうかな?と思った。たまたま美人に遭遇しちゃって、どういう人物かもわからん段階で家に泊めてあげたのに、金盗まれたわけだから、この時点で、関わりたくなくなるのが普通。でも、美人というのが、どんなことよりも最強らしく、シルビアに関わっていってしまう。シルビアがジャッキー、ユン・ピョウのどちらかと恋愛関係に発展していたら、ラストの救出に向かう動機もわかるんだけど。シルビアがブサイクだったら、ジャッキーもあんなにベニー・ユキーデとバトルしなかっただろうな(笑)。

アクションシーンは釘付けになってしまった。特にラストの城に攻め込むところ。ジャッキーが2本の杭を使って、軽々城壁をのぼるところなんて、「スゲー!」と思ったし、あのベニー・ユキーデとのガチンコファイトは、さすがのジャッキーも負けちゃうだろうと思い、「ジャッキー!ジャッキー!」と応援したのを覚えている。ベニーが回し蹴りしてジャッキーが避けたら、そこにあった数本のロウソクの火がパッと消えるっていう細かいところもなかなかいい。

ユン・ピョウのラストバトルはちょっと物足りなかった。最後、跳び蹴りなんかしてかっこよく終わってくれたらいいのに、卑怯にも瓶を敵の頭にぶちつけて終わり。ユン・ピョウってほんと、3人揃うと、物足りなく終わってしまうんだよなぁ。

サモ・ハンとボスのフェンシングシーン。ボスがマスクしたから、本人じゃないなって思っていたけど、ユン・ピョウがしていたとは。特典映像のユン・ピョウインタビューで初めて知った。

パンフレット、嘘、ハッタリが多すぎ!邦題がまるで意味のない「スパルタンX」ってタイトルだから、勝手にシルビアの父親の弟のことを“巨大な組織X”とか言ってるし、解説文のタイトルが「スパルタンな魅力と面白さ」って、意味がわからんし。で、この解説者、解説の最後に「「スパルタンX」という邦題は実は内容とはあまり関係がない。」と身もフタもないこと書いてる(笑)。

しっかし、サモ・ハンのヘアスタイル、何度見ても違和感がある(笑)。

特典映像のベニー・ユキーデインタビューは貴重だったな。「サイクロンZ」の際、不気味でコワいキャラにしようと、目の周りを黒くメイクしていたとは!見事に、ボクの脳裏に焼きついたわ!(笑)