必殺!少林寺武芸帳

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原題:四大門派
出演:
チェン・シン(陳星)
ジェームス・ティエン(田俊)
カム・カン(金剛)
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
ヤン・サイクーン(任世官)
カサノバ・ウォン
チン・ユーサン(錢月笙)
チュン・ファト(鍾發)

監督:ファン・フェン (黄楓) 

1977年度作品

日本でカンフー映画ブームの時、87年にTBSで放映された作品。

清国の皇太子(チェン・シン)は中国武術の各流派から武芸帳を献上させていた。だが、未だに少林と武當の武芸帳を手に入れていなかった 皇太子は、まずは武當の武芸帳を持つクー道場へチベット僧(サモ・ハン・キンポー)と手下達を送り込み、武芸帳を渡すよう迫るが拒否され 乱闘になる。追い詰められたクー道場の師範は偽物の武芸帳を渡し、本物は息子のシャオホー(ジェームス・ティエン)に託し逃がすが 偽物がバレて殺されてしまう。

シャオホーは古寺に逃げ込み、そこで元少林寺のホウ師範(カム・カン)に助けられる。シャオホーを追ってきた サモ・ハンたちとのバトルの末、ホウ師範は改心したフリをするサモ・ハンに目を潰されてしまい、シャオホーの持っていた武當の武芸帳も持ち去られ てしまうのだった。

さらに皇太子は少林の武芸帳を手に入れるため少林寺へ出向き、書庫を調べさせるよう願い出るが戒律により立ち入り禁止と断られる。 何とか武芸帳を奪おうと考えた皇太子は自ら片目が飛び出たグロい変装と聾唖のフリで僧侶達の同情を引くことができ、少林寺へ潜入するのだった・・・。

サモ・ハンの容姿がおかしすぎる(笑)。絶対、街中ですれ違ったら、振り返って「プーーー!!」ってふきだしちゃうわ。 で、悪役なんだけど、なんか憎めないキャラなのよね。問題は日本語吹替え版の声が水島裕じゃないこと!これはあかん!!(笑)

サモ・ハンのシンバルみたいな武器が“空とぶギロチン”みたいにすごい武器。ピロピロピロピロ!!って飛んで首をちょん切っちゃうくらい 鋭利な武器なんだけど、あんだけサモ・ハン振り回してたらサモ・ハン自身もあぶねーぞ。

少林寺に潜入するため変装したチェン・シンの姿がほんとグロすぎ。片目がずーっと飛び出た状態で正体がバレるまでその状態でいるから、 やけに記憶に残ってしまった。おまけにしゃべれない&聞こえないキャラって、皇太子、やりすぎ(汗)。

しっかし、皇太子自ら潜入しなくても・・・って思ってたら、皇太子の手下たちが同じこと思ってた(笑)。皇太子は自分でやらんと 気がすまない人らしい。こういうタイプの部下は確実に育たない。あ、ジャッキーもこのタイプだ!(笑)

ジェームス・ティエン演じるシャオホーが少林寺に突入するシーン。バトル相手の少林寺の僧はみんな上半身裸なのに、ジェームスだけ やたら厚着。汗だくもいいところだったと思う。しっかし、少林寺の僧の人数がかなり多いのに、よく1人で挑もうと思うよなぁ。

ジェームス・ティエンがチェン・シンとのバトルに破れた後、少林寺の僧役のカサノバ・ウォンが記憶に残るファイナルバトルを披露。 特にカサノバ・ウォンのキレのある連続蹴りはマジで「すげえ!すげえ!」と何度も観てしまった。

ゴールデン・ハーベスト作品で日本でも知名度あるキャストがそろってるのに、ソフト化、なんでしなかったのかね?ソフト化、動画配信希望!!