おすすめランク D
原題:噴火女郎
出演:
ローレンス・チェン(鄭丹瑞)
チンミー・ヤウ (邸淑貞)
ディニー・イップ (葉徳嫻)
ドゥドゥ・チェン (鄭裕玲)
チュウ・コン (朱江)
ダミアン・ラウ (劉松仁)
監督:ローレンス・チェン(鄭丹瑞)
1992年度作品
かつて開局していたCSチャンネル「スタープラス」で放送された作品。このチャンネル、ほぼ北京語吹替えだったのが、残念だった。特にコメディの場合、面白さが伝わらず、半減してしまうのがツラかったな。
で、本作は当時、放送されたチャウ・シンチーの未公開作を観て、「北京語ないわ。」と思って以来、コメディものはほとんど観ずに録画していたものの1つ。
ということで観たけども・・・はい、たとえ広東語で観ていたとしても、面白くはなかった(爆)。
チンミー・ヤウ演じるユンユンは子供の時に呪いをかけられ、癇癪を起こしたり、恋をすると発火してしまう能力と、口にだしたことが現実になってしまう能力を持つ超能力者。まずはこのキャラ設定を受け入れないといけない(笑)。
で、ディニーとドゥドゥはチンミーの超能力で金儲けしようと企んで、ディニーが乳がんになったと嘘をつき、治療代金を稼ぐためとチンミーを騙して、有名人にする。が、嘘がバレそうになって、嘘の上塗りネタがあったり、怒って行方不明になったチンミーを探すとか、ありきたりなストーリー展開。
製作された当時、量産されたナンセンスコメディで、特にディニー・イップのドタバタしたコメディエンヌぶりが笑えないと、ダメだろうなぁ。ボクは、・・・笑えなかった(汗)。
発火する超能力をもっとストーリーに活かせばよかったのに、結局、口に出したら現実になる能力ばかりになってた。こんなの、腐るほどネタになってるし。
チンミーは1999年に結婚し、芸能界引退。50歳過ぎた現在でも、あの美貌は健在のよう。
チュウ・コン(朱江)は2000年代から出演作ないみたいだけど、元気にしているのかな。カナダのバンクーバーに移住したみたいね。「狼」でのシドニー役が忘れられない俳優さん。
しっかし、「噴火女郎」ってタイトル、インパクトあるなぁ!(笑)