プロジェクトBB

おすすめランク 

原題:寶貝計劃
出演:
ジャッキー・チェン (成龍)
ルイス・クー(古天樂)
マイケル・ホイ (許冠文)
マシュー・メドヴェデフ  他
監督:ベニー・チャン(陳木勝)

2006年度作品

ジャッキー、マイケル、ユン・ピョウの夢の共演が実現!DVDの日本語吹替え版は、石丸ジャッキーと広川マイケルの共演だあ!!! もう、これは香港映画ファンには感涙ものですよ!!おまけにユン・ピョウには古谷徹さん!!わかってますねー!すばらしい!!

『サンダル(ジャッキー・チェン)、フリーパス(ルイス・クー)、大家(マイケル・ホイ)の3人はチームを組んで泥棒をしていた。 彼らには私生活にさまざまな問題を抱えていた。ある日、現役引退を目前にしていた大家の家に空き巣が入り、老後生活にと貯めていた大金を 盗まれてしまう。途方に暮れていた大家だったが、とある人物から多額の報酬目当てで富豪リー家の赤ん坊を誘拐するという依頼を受けるのだった・・・。』

伝説の広川さんのアドリブ全開ゼリフが爆笑の連続!ほんまくだらないけど、よくそんなベラベラと出てくるもんだわ。 いくつかそのセリフをピックアップしてみた。「分け前あげようメンチカツ」「父親三角だ四角だ(失格だ)!」 「何でもやったるタルタルソース」「よろしく(4×9)36ってことで」「お世話サマー、オータム、ウインター」 「一度した約束はきっと守ろう忠誠心、左右確認、真実一路、イチローメジャーで大活躍」(←一番これがウケた(笑)) ・・・なんか字で書くとあんまりおもしろくないな(笑)。実際、聞いてみないとこのおもしろさはわからん!!

吹替え版ではセリフの中に今までのジャッキー、マイケルの作品名が出てきた。気づいたのでは「ギャンブル大将」「アヒルの警備保障」 「香港国際警察」「クレージーモンキー」「お熱いのがお好き」「インベーダー作戦」「サイクロンZ」。みなさんもチェックしてみよう!

ジャッキーがマンションのエアコン室外機をピョンピョンジャンプするシーンは「すげー!」と思ってしまった。

ジャッキーの家にジャッキー、ルイス・クーに加え、借金とりやら、ナースやら、奥さんやら、悪者やら、ユン・ピョウやらが集まっちゃう シーンはドタバタコメディって感じでおもしろかった。このシーンで、ユン・ピョウがひさびさにアクションしてくれたのには感動したわ。 ユン・ピョウが、最後に窓ガラスに顔をベターってくっつけちゃうシーンは大ウケした(笑)

遊園地でのアクションシーンをもっと見たかったなあ。小道具なんていくらでもあるだろうから、ジャッキーお得意のコミカルアクションを 見たかった。ジェットコースターのスタントはもちろんすごかったけど、遊園地を使うにしてはちょっともったいない気がした。

ラストの冷凍庫でのバトルシーン。ボクはこのシーンにちょっと一言言いたい。なんで、ジャッキーとルイス・クー2人を冷凍庫に入れてしまい、 マイケルが鍵をあけたんだろう。ジャッキーとルイス・クーはマイケルの弟子で、鍵の開け方の修行シーンもあったんだから、ルイス・クーが出られなくなった のをジャッキーが闘いながら鍵を開けるって展開の方がおもしろかったと思う。

作品の中のジャッキーって設定は一体何歳なんだろ!?50代のおっさんがギャンブルにハマって借金まみれで、親父に怒られるっていうのは、どうしようもないだろ。

この作品の主役と言ってもいい赤ちゃんがこれまたかわいいんだ!

現金輸送車のシーン。ニコラス・ツェーダニエル・ウーの登場!こういう特別出演いいよな。ダニエル、ゲイかよ!!(笑)

“「プロジェクトA」から24年。伝説のシリーズ復活?!”とか言ってたけど、はじめっから関係ないし。原題に“計画”ってついてるからって そんな宣伝の仕方されてもなあ・・・。

エンディングのNGシーンで長まわしなのにユン・ピョウがミスってジャッキーが文句言うシーンでユン・ピョウの本名を叫んでたのが ウケた。

劇場公開時、購入したパンフレットで監督のベニー・チャンの漢字が“陳木勝”なのが“陳勝木”になってるのを瞬時に指摘したら、 一緒に見に行った友人に「さすが!!」と褒められたので「はっはっは」と自慢げになってしまった(笑)