モーターウェイ

おすすめランク:

原題:車手

出演:

アンソニー・ウォン (黄秋生)

ショーン・ユー余文樂

バービー・スー (徐熙媛)

グオ・シャンドン(郭曉冬)

ラム・カートン(林家棟)

ジョシー・ホー(何超儀)

ミシェル・イェ(葉璇)

監督:ソイ・チェン(鄭保瑞)

2012年度作品

 『卓越した運転技術を持つ覆面パトカーチームに所属する若手警官ショーン(ショーン・ユー)は、長年指名手配されていた超一流の逃がし屋・ジョン・サン(グオ・シャオドン)と壮絶なカーチェイスを繰り広げ、逮捕する。しかし、ジョン・サンはすぐにほかの犯罪者を連れて脱走する。ジョン・サンが仲間の逃亡を手助けするためにわざと逮捕されていたことを知ったショーンは、激しいショックを受ける。ショーンは、定年間際の同僚ロー(アンソニー・ウォン)がかつてチームのエースドライバーだったことを知り、屈辱を晴らすため彼の指導を仰ぐ決意をする。徐々に師弟の絆が結ばれつつあった2人の前に、ジョン・サンが再び姿を現し、命を懸けた極限の最速バトルの火蓋が切って落とされるのだった・・・。(MovieWalkerより引用、一部修正)』

ストーリー展開が、びっくりするくらいありきたりだったな。アンソニー・ウォンが定年間近で、定年後にランカウイ島に旅行に行きたいなんて言ってる時点で、死亡フラグ立ってるし、本作のキーポイントであるスピンターンを練習するシーンがあるってことは、それをマスターして犯人を逮捕するのがクライマックスになるってことだしね。かつてのカンフー映画の王道パターンを現代に置き換えたって感じ。

見どころと思われるカーチェイスシーンも特筆するところはなかったなぁ。完全に過去作で見慣れてしまった感あり。本当にやってるかCG使ってるかなんてのは、もうCG技術が向上して見分けがつかなくなってるから、重要視できなくなってしまったな。

スピンターンってのが、非常に難易度の高いテクニックなのは、観ていてわかったけど、それを見せどころにしてしまうのは、どうかなと。凄さが伝わってこなかったな。

そもそもショーン・ユーのキャラ設定がイヤ。スピード違反を取り締まってる警官が、非番のときにエンジン改造して、時速200kmも出して運転してるってダメだろ。観客のほとんどが違反切符を切られた側なんだから、ショーン・ユーの役柄には親しみも同情も感じないはず(笑)。

自分がスピード狂だっていうのを黙って警官になった輩には天職だろうな(笑)。違反車両を追跡しながらアドレナリン出まくりで、「まだ、あきらめるな。捕まるな。何をしている。俺を楽しませろ。」なんて、内心思ってるんじゃない?(笑) 。

医師役のバービー・スーとショーン・ユーの関係って、なんで恋愛に発展するように描かなかったんだろうね?あれじゃ、ただのナンパに失敗した顔見知りってだけだし(笑)。

女性警部役のジョシー・ホーの父親は、2020年5月に亡くなったマカオのカジノ王、スタンレー・ホー。4人の妻(!)と17人の子がいる。ジョシー・ホー自身の実力は否定しないが、他の香港有名女優の出演機会が本土の女優に奪われ、激減しているにもかかわらず、いろんな作品に出演できているゴリ押し裏事情がわかった気がする(笑)。

ラスト、急患でスピード違反したバービーを、ショーンがパトカーで先導するシーンは、「警官も柔軟な対応する時があるんだ。」と、ちょっと見直した(笑)。