白い炎の女たち 火舞風雲

おすすめランク C  
原題:火舞風
出演:
チェリー・チェン (鐘楚紅)
チョン・マン (張敏)
ウー・マ (午馬)
チョン・プイ(秦沛)  他
監督:ジョー・チャン(張同祖) 
1988年度作品

MATVムービーアジアで放送された作品。放映時、別題として「白い炎の女たち」の表記があったので、当ブログでのタイトルは「白い炎の女たち 火舞風雲」とした。

『両親と妹と暮らしていたマンディ(チョン・マン)。義父のソー(シン・フイオン)は、かつて、黒社会の一員だったが、足を洗っていた。ある日、ソーは、かつての組織からムリヤリ頼まれ、犯罪に加担し、逮捕されてしまう。それが原因で、母親は入院。金に困ったマンディはホステスになることを決意し、働き始めたナイトクラブで知り合ったホン(チェリー・チェン)と友情が芽生えていくのだった・・・。』

ホステスになってからは、マンディが人気者になるまでの、ホステスたちの派閥争いや、客を取った取られたバトル、ホステスへの美人とブスの扱い違いネタ。

ブラックマンデーと言われた株の大暴落以降、ナイトクラブに来る客も減り、投資で大損したホンは自殺未遂する。・・・最近、ブラックマンデーレベルのことが起きそうな兆候があるから心配だな(汗)

ホンのセリフ、「人にはいい時も悪い時もある。」・・・いい時を増やしたいものだ。

ナイトクラブの客でフォン・ツイファン、ビリー・ロウ、ナット・チャンがゲスト出演。

もう、義父のソーが不幸の源。なんで、マンディの母親はこんなクズと再婚したんだろな。こいつの存在がなければ、マンディはホステスにならずに済んだし、トン(チョン・プイ)と肉体関係持たずに済んだし、母親は死なずに済んだし、トンは汚物かけられずに済んだし(笑)。こういう人間の「もう悪いことはしない。」なんて言葉は当てにならないわな。「これはダメなことだよな。やめとこ。」って直前ですらストップがかからない時点で何かが欠けてる。

ラストはもう、ああならざるより仕方なかったな。 

本作で、チョン・プイの部下役を演じ、他には「男たちの挽歌Ⅱ」「狼 男たちの挽歌最終章」など多くの作品に出演したラム・チュン(林聰)さんが2021年1月31日に亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。