最強囍事

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原題:最強囍事
出演:
ドニー・イエン(甄子丹)
ルイス・クー(古天樂)
セシリア・チャン (張柏芝
チャップマン・トー
カリーナ・ラウ(劉嘉玲)
レイモンド・ウォン (黄百鳴)
リン・ホン(熊黛林)
イェン・ニー
シェ・ナン(謝楠)
ロナルド・チェン(鄭中基)
ステフィー・タン(鄧麗欣)
パオ・ヘイチン(鮑起静)

監督:チャン・ヒンカイ(陳慶嘉)・ジャネット・チョン(秦小珍)    
2011年度作品

レイモンド・ウォン製作の旧正月映画。日本未公開作。

サミー(ルイス・クー)はテレビでも人気のメイクアップアーティスト。テレビ局から出た際、サミーはファンにサインをしていたが、 どさくさまぎれに契約書にサインをさせてしまう女性が現れる。彼女は石油王チャン(レイモンド・ウォン)の恋人のドリーム(イェン・ニー)。 ドリームはチャンが買収した化粧品会社を経営しており、人気のサミーを契約書を理由にむりやりCEOとして向かい入れる。

ところ変わって郊外のショッピングセンターの化粧品売り場。アーノルド(ドニー・イェン)はそこで化粧品を販売し、どんなにブスでも 綺麗にしてしまうスーパー販売員。そこにキャビンアテンダントの格好で登場したのは、アーノルドにとって最初の彼女だった モナ(カリーナ・ラウ)。小説家の彼女は物語を書き始めると、その主人公に自分がなった気分になってしまう癖があるのだった。 ドリームの会社は高級ショッピングモールに専用カウンターを出すことにし、サミーの友人であるアーノルドをスカウトするのだった・・・。

コメディオンリーの作品に初主演のドニーがどんな演技をするのかってのが、みどころの1つだったけど、もっとユンファみたいにはじけてほしかったなぁ。劇中、全くもって飛び蹴りなんてしません(笑)。

ドリームにクルーザーを貸した富豪のスムージー(チャップマン・トー)がCM撮影現場にやってくるシーン。モデルの美女たちが金目当てでスムージーにアピールしまくってる中、そんなことを気にしないサミーのアシスタント、クレア(セシリア・チャン)に魅力を感じるスムージー。 ・・・富豪にしかわからんであろう感情だな(笑)。ボクだったらあんなセクシーな美女たちに囲まれたらドクタースランプの千兵衛さんみたいに「でへへ~!!」状態 (←相変わらず、例えが昭和(笑))。

で、スムージーは早速、クレアをディナーに誘うのだが、スムージーからクレアと付き合えるよう、協力を求められたサミーは、 クレアが欲のない普通の女の子というイメージをさらにつけるよう、富豪なんかが行かない、ファーストフード店をディナーの場所にする。 で、店に到着したスムージーは貸切にするため、ボディガードに命じて、すでにいた客たちに金を渡して退店させてる(笑)。注文時、富豪専用カードが通らず、困ったスムージーに クレアが奢ると言い、感激で涙するスムージー(笑)。

ドニー、ルイス、レイモンド、そして配達員役のロナルド・チェンが麻雀をするんだけど、香港式、台湾式、北京式と いろんなスタイルの麻雀ルールがあることを知った。

高級ショッピングモールの化粧品売り場を任されたドニー。扱う化粧品がローカルブランドだったため、客から「やっぱりヨーロッパものよねー!」 「メイド・イン・ジャパンよねー!」とイヤミを言われ、キレたドニーが客たちを次々にメイクアップしてキレイにさせるシーンは笑った(笑)。 特にドニーが両手にパフを持って、めっちゃ高速でパタパタパタパタやるシーンは、「これ、手がグーだったら、この女、死んでるで」って 思ったわ(笑)。しっかし悪役商会丹古母鬼馬二みたいな顔して一番目立ってたババァ、 「おんどれが高級化粧品使っても意味ないんじゃい!」と言いたくなってしまった(笑)。

ルイスがドニーの家に夕飯を誘われるんだけど、ドニーがその旨をばあちゃんに電話したら、そこから伝言ゲーム状態になり、 最終的にドニーのフィアンセが来るってことになり、家族みんな大喜び。で、ルイスが現れたものだから、「え?男???」って ことになって、おかしな状態に(笑)。完全に家族は二人をゲイと思っていて、そこから話題はストローの話に。 昔はストレートだったけど、今は曲がってるのがあるだの、螺旋状のものもあるだの、それで、違うブツを想像して 家族みんな「ウゲーー!!」状態(笑)。

ルイス・クー、デカパイ美女が登場する度に目線が胸元へ(笑)。ほんとに「あっらーーー!!」って息子が起立しちゃいそうな(ってか、しちゃってる?)目だから笑う(笑)。

チャップマン・トーが女装するシーン。いきなりカラオケで歌いだすんだけど、元ネタがわからなくて笑えなかった(汗)。 あのシーン、チャップマンの顔が増えたりして笑わそうとしてたから、こういうところで笑いがわからんのがもどかしかった。

レイモンド・ウォンがドリームに再び好きになってもらおうと、トレーニングしてメタボ体型からスリムになったって登場するんだけど、 ほんまにトレーニングしたんかなぁ。もともと腹出てたところを直にうつしてるシーンなかったしね。しっかし、あいかわらず、 レイモンドはこのシリーズでは目立ちたがり(笑)。

チャペルで登場したのが「イップマン」の監督、ウィルソン・イップ。なんだか、チャップマン・トーの元カノ役のリン・ホンは 「イップマン」でドニーの嫁さん役やったし、パロディもあったし、「イップマン」がらみのネタ多いなあ!

この、「All's Well,End's Well」シリーズ。ユンファやレスリー、シンチ―が出演した作品は日本でもソフト化されたけど、他にも面白そうなのがあるのに、日本ではソフト化されていない。ドニーもルイスも人気あるんだから、それなりの需要はあると思うけどなぁ。あと、自動翻訳機の精度もあがってきてるんだから、日本未公開作を動画配信とかできないもんかね? Netflixとかには、未公開作が何作か配信されてるけど、もっともっとしてほしいな。