都市猟人 ミッシングマン

おすすめランク    

原題:都市猟人 
出演:
ジョイ・ウォン (王祖賢)
アレックス・マン (萬梓良)
キャリー・ン (呉家麗)
フォン・ゴン(方剛)
チョウ・ダーワー(曹達華) 
レオン・ライ (黎明)

監督:ステファン・イップ     
1989年度作品

ジョイ・ウォンの人気が出ている時期に製作された作品だが、香港では興行的にサスペンスは受けず、失敗に終わった。

この作品、サスペンスだけど、犯人誰か言っちゃってますので、見たい人は読まないでね(笑)。

レベッカ(ジョイ・ウォン)と夫のシーチャン(アレックス・マン)は結婚して以来、不仲が続いていた。いつもの口論のあと、シーチャンは家を出て行ってしまい、 レベッカは警察に捜索願いを出す。一ヶ月後、ふらっとシーチャンが帰ってきた。だが、レベッカはなぜかその男を夫とは認めず、ノイローゼ気味に なってしまう。 幼馴染みでレベッカの主治医であるサイモン(レオン・ライ)は、ある日、シーチャンとレベッカの従姉妹リン(キャリー・ン)が庭で愛し合う姿を 目撃し、その後、何者かに殺されてしまった。またシーチャンとリンの関係がレベッカに知れた直後に、リンも殺されてしまうのだった。いったい 誰が犯人なのか?恐怖に震えるレベッカにも魔の手が迫ってきた。必死で逃げるレベッカ。そこにはシーチャンの姿が・・・。

上のストーリーを読んだら犯人はシーチャンかと思ってしまうんだが、違うのよね。この後、今までのストーリー展開に“?”と思ってしまう展開になる。 まず、レベッカが、「私がシーチャンを殺した!」って言いだすのだ。それも、シーチャンが家を出て行った直後に。だったら、一ヵ月後に別人が来たときの 対応の仕方がおかしい。「そのパジャマ、嫌いだったでしょ。」とか言ってる場合じゃないだろ。

また、とってつけたかのように一ヵ月後に現れたシーチャンは実は警察の仲間だというのだ。それまでそいつはリンとはスケベなことをするわ、 レベッカを殺そうとするわ、さんざんなことをやってきたのにだ。それまでの行為を見たって、とても警察の仲間だとは思えんぞ!?

で、真の犯人はといえば、レベッカの家で奉公人で働いてた男(フォン・ゴン)なんだけど、それがわかるまで、ずーっとシーチャンを犯人にさせるような演出をしてて唐突だったから、「なんだよ、それ!」って突っ込んでしまった。この奉公人の男、レベッカに恋していて、部屋のベッドの下には レベッカの写真を貼ったりしてる。で、レベッカを愛するサイモンや、レベッカを裏切ったリンを殺したってわけだ。ここからの展開は猟奇的でよかったんだけど、それまでにもうちょっと、こいつが犯人だと予測できる演出がほしかった。

医者役でまだ人気が出る前のレオン・ライが出演している。眼鏡をはずすまでレオン・ライと気づかなかった。

シーチャンとリンが駐車場でイチャつくシーン。車の中に大量のネズミがいて「ギャーギャー」騒ぐんだけど、誰がそんないたずらしたのかわからん。その後、シーチャンが医者のサイモンに仕返しに行くんだけど、証拠はまるでなし。・・・てか、施錠しとけよ。

レベッカが墓で逃げ惑うシーン。後ろを振り返ったら顔がボコボコの障害者がいて「ギャー!」と叫び、前を歩く人に助けを呼んだら、その人も障害者で叫びまくってる。お化け屋敷じゃないんだから。・・・ってかこういうのってダメだろ。

サスペンスなんてテレビドラマでいくらでも見れるからな。映画にするんだったらそれなりにおもしろくないとね。