プロジェクト・イーグル

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原題:飛鷹計劃
出演:
ジャッキー・チェン成龍
ドゥドゥ・チェン(鄭裕玲)
池田昌子
エヴァ・コーボ  他

監督:ジャッキー・チェン成龍

1991年度作品

「サンダーアーム」に登場した“アジアの鷹”が活躍するシリーズ第2弾!

『“アジアの鷹”(ジャッキー・チェン)のもとにかつて力を貸した男爵からのメッセージがもたらされる。 そこで彼を待っていたのは、第二次大戦中、ナチス・ドイツのカタリン男爵が砂漠に隠した金250トンを見つければ、 その1%が報酬として与えられるというものだった。ジャッキーは財宝のありかを解く手がかりをつかみ、それがかつての ドイツ軍の基地の中に隠されていることを知る。謎を握るのはカタリン男爵の副官だった男だが、彼は失踪してしまっていた。 副官の孫娘エルザ(エヴァ・コーボ)、男爵の呼び寄せた中国系の女性歴史家エイダ(ドゥドゥ・チェン)、そして旅の途中で出会った日本人少女、桃子(池田昌子)も加え、ジャッキーは基地の眠っている砂漠の中に向かうのだった・・・。』

ボクが中学生の時に劇場公開された作品で当時、ジャッキーバカだった(←ジャッキーがバカではない)ボクが夢中になって見た作品。 この作品の前が「奇蹟 ミラクル」だったのだが、その間、当時のジャッキーでは珍しく1年半も新作の公開がなかったので、かなり心待ちにしていた記憶がある。

オープニングのテーマソング。未だにたまに口ずさんでしまう。

空気を入れたでっかい玉の中にジャッキーが入って転がるシーン。空撮してるんだけど、あんな高い崖から、ほんとにジャッキーが入って落ちてたら死んでるわ(笑)

ジャッキーがバイクに乗ってたくさんの車とチェイスするシーン。スピーディーでBGMもテンポよかった。車がどれも同じ車種だったけど、 安そうな車だったなあ(笑)。ジャッキー、でっかいサングラスかけちゃったってことは、どこかのバイクスタントシーンは別人だったってことだね(笑)。 このチェイスシーンの最後のバイクから飛び移るシーンは「うおー!すげー!」と思ってしまった。

なんといってもこの作品のみどころは基地でのアクション。「これぞジャッキーアクション!」と言えるジャッキーのすばやい身のこなし。 殴ったり蹴ったりしたときに放たれる“パワーパウダー”も効果的に使われていた。BGMもコミカルで見てて楽しい。

巨大扇風機でのアクションはアイデア勝ちだね。バトルを繰り広げつつも、ジャッキーVS敵2人が、扇風機を気にして戦ったり、ジャッキーが扇風機の強風を利用して「スーパーマン!!」と叫んで飛んだり、おもしろいところ盛りだくさん。

基地が自爆することを知らないジャッキーが女3人に「爆破するのよー!」って叫ばれてるのに聞こえず、うれしそうに踊ってるシーンは 「ジャッキー、アホだなー」と思ってしまった(笑)

基地を脱出するシーンで扇風機の風でジャッキーの顔がクッシャクシャになっちゃうところは劇場で爆笑してしまった。

本シリーズは、「サンダー・アーム」「プロジェクト・イーグル」と2013年に公開された「ライジング・ドラゴン」なわけであるが、返還前に製作していたら、あんな作品にはならなかっただろうと思うと、このシリーズが好きなだけに残念でならない。