ブルー・エンカウンター

 

おすすめランク D   

原題:衛斯理之藍血人
出演:
アンディ・ラウ劉徳華
ロザムンド・クァン(關之琳)
スー・チー舒淇)  他
監督:アンドリュー・ラウ(劉偉強)  
2002年度作品

原題を見ればわかるように、香港の作家、ニー・クワンのワイズリー(衛斯理)モノ。ジェット・リーの「冒険王」や、サミュエル・ホイの「飛龍伝説オメガクエスト」、ユンファ特別出演の「セブンス・カース」 なんかもワイズリーモノ.。

『国連の地球外生物分析局(AAA)局員のワイズリー(アンディ・ラウ)は、ある日、行きつけの骨董屋の主人から 青く光る骨を見せられる。偶然、そこにやってきた女性フォン(ロザムンド・クァン)もその骨が欲しいと言い、 ワイズリーは彼女にその骨を譲ることにするのだった。店を出たワイズリーは、突然、FBI部隊に包囲されてしまうが、 彼らは謎の異星人を追っていたのだった。そのFBI部隊にはケイワイ(ロイ・チョン)とその妹ソウ(スー・チー)が所属していた。

FBI部隊とここぞとばかりにでしゃばってきたワイズリーは異星人との闘いに挑む。ワイズリーが異星人にやられる と思った瞬間、フォン(ロザムンド・クァン)が現れ、不思議なパワーでその異星人を消滅させてしまうのだった・・・。』

ボクが生まれる前から映画やアニメのネタに何度もされてるストーリーで、ひねりも何もなく、今頃、こんな大スター使って 何をやってるんだと思ってしまった。

だって、ロザムンドがすでに200年も地球で生きてきて、自分の生まれた青い星が、ワーロック星人に侵略されて、彼らと 闘うために必要な聖典を探すために弟と一緒に宇宙へ飛び立ち、聖典見つけて帰ろうかと思ったら、途中で隕石にぶつかって、 地球に不時着しちゃって、弟行方不明よーんって話、腐るほどネタにされとるがな・・・。

おまけに、何の過程もないのに、アンディとロザムンドはいつのまにか好き好き状態になっちゃってるし、スー・チーが アンディに恋心を抱いてるなんてのも唐突すぎるし、「なんで、こうなる?」とつぶやきまくり状態。

CGで異星人や爆破、ビームをしてるけど、目新しいものはまるでなく、おまけに見せ場というものも迫力は全くないため、 不満が徐々に膨らんできてしまった。

アンディに一言、「100本以上の作品に出演してきたことは、ほんとにすごいことなんだけど、作品選んでね!」(笑)