スカイ・ハイ

おすすめランク 
原題:直搗黃龍
出演:
ジミー・ウォング(王羽)
ジョージ・レーゼンビー
ロス・スパイヤーズ
レベッカ・ギリング
ヒュー・キース・バーン
ロジャー・ワード
グラント・ペイジ
サモ・ハン・キンポー(洪金寶)
監督:ブライアン・トレンチャード=スミス
1975年度作品

ジミーさん追悼ということで、本作をチョイス。

『オーストラリアのエアーズロックで、香港人の麻薬密売人、ウィン・チャンが逮捕される。地元警察のテイラー警部は、犯人引き渡しのために香港からひとりの男を呼び寄せる。その男の名はファン・シン・リン。彼は武術の達人であり、目的のためには手段を選ばない強面の特別捜査官だった。彼は口を閉ざしていたウィン・チャンを痛めつけ、黒幕の名前がウィルトンであることを吐かせる。ウィルトンは麻薬や武器の売買などに手を染め、街を牛耳る大物だった。彼は手下を使って裁判所で証言しようとしたウィン・チャンを射殺。怒りに燃えたファンは、地元の女性記者キャロラインの協力を得て、ウィルトンに対決を挑む!(ツイン公式サイトより引用)』

日本では1976年5月29日に封切りされた。

序盤のエアーズロックのシーンに登場するのはサモ・ハン。このころのサモ・ハンはそんなにデブゴンではない(笑)。刑事が尾行してるかもしれないのに、麻薬取引を真っ昼間に、それも同じ柄のカバンを取り替えるというベタな方法でしちゃってる。バレバレでしょ(笑)。エアーズロックって、尋常じゃない数のハエがいるんだってね。観光したら、エアーズロックよりハエの記憶の方が残るらしい(汗)。

ハングライダーに乗って警察署に不時着した女性記者とジミーさんのやりとり。「香港の警官はみんな、ベンツに乗るの?」「特別捜査官だけさ。」「特別ってわけね。」「証明してみせようか?」からの~、イヤラシ行為!・・・特別捜査官だからといって、ムスコも特別ではないだろうに(笑)

裁判所に移送中、サモ・ハンが狙撃されるシーン。ジミーさんは狙撃犯を捕えるため、必死の追走。狙撃犯がバイクに乗ったのをジミーさんが飛び蹴りするんだけど、なんか、かっこよくない(汗)。カメラアングルがよくないし、撮りなおしてスローにでもして、”ジミーさん本人やってるアピール”すればよかったのに。

ジミーさんと狙撃犯とのバトル。バトル後、ジミーさんがオーストラリアの刑事に「武術の達人だった。かなりの腕だった。」なんて感想言ってたけど、凶器使ったり、電話のコードで首絞めたり、とても武術の達人には思えなかったけど。ジミーさんも、ヤバくなったら股間狙いで、かなり卑怯(笑)。

朝、ジミーさんがシルエットになって、丘の上でカンフートレーニングするシーンは、こういう風に撮影したら誰でもかっこよくみえるなと思ってしまった(笑)。

ジミーさんが10階まで、壁の配管をよじ登るシーン。ドリフの崖を登るコントみたいに、登ってるように見せて、実はカメラを90度回転させてるのかと思ったけど、見破れなかったな(笑)。通り過ぎる2台の車が、作り物にも見えるんだけどね。・・・なんか最近、疑い深くなってるな(笑)。

ジミーさんと彼女との「アハハハ!」「ウフフフ!」みたいなデートシーンは、なんか、観てるこっちが恥ずかしくなったな。ジミーさんが蛇使いの笛吹きのマネをして、彼女が穴から出てくるシーンなんて、ジミーさんが演じてるとは思えない光景(笑)

カーチェイスシーンで、コメディでもないのに、巻き込まれた人々の「うーん、もう!」みたいなリアクションはいらんだろ。いかにも「今から、突っ込みますよ!」っていう飛行機の看板も気になったな。

ジミーさん、ブチ切れしたら容赦ないな。カーチェイスのあげく、炎上した車から飛び出てきた敵が、火がついてもがき苦しんでるのを、近くでじっと見てる(汗)。

クライマックスのレーゼンビーとのバトル。ジミーさんより、レーゼンビーががんばってたな。服に火がついて顔に炎がかぶってたし。で、まだまだ許せないジミーさんは、倒されて気絶したレーゼンビーの口に手榴弾くわえさせて、テープでぐるぐる巻き!ジミーさん、コワすぎるだろ(笑)

ラスト、レーゼンビーのアジトが爆発するのを見て、オーストラリアの刑事たちが「がっはっは!」って笑ってるのはどうなのよ。ジミーさんの暴走行為に、もう、笑うしかなかったんだろうな(笑)。

当時の新聞広告を見たけど、本作の配給は、ジャッキー映画ではおなじみの東宝東和。・・・ということで、ツッコミますか(笑)。超高層ビル130階の”悪の要塞へ”。・・・あべのハルカスが地上60階建てだよ。どう見ても、130階ではない!はい、嘘!(笑)。<スカイシリーズ>第一弾、いよいよ日本上陸!・・・シリーズ化するつもりだったのかよ!(笑)。漫画家、赤塚不二夫のコメント。「5分きざみの連続アクションにびっくり!今までの映画にないスケールの大きさなのだ。」・・・5分きざみでもないし、トキワ荘時代に石森章太郎先生と観まくった映画は、これよりスケールがしょぼいのばっかりだったのかよ!(笑)

↓ジグソーが歌う本作のテーマソング、「スカイ・ハイ」。東京ファンタスティック映画祭ギロチン祭りで来日したジミーさんが登場した際も流れたっけ。