おすすめランク Ａ
原題：黄飛鴻之二男兒當自強
出演：
リー・リンチェイ//ジェット・リー(李連杰)
ロザムンド・クァン (關之琳)
モク・シウチョン (莫少聰)
ドニー・イエン（甄子丹） 他
監督：ツイ・ハーク（徐克）
１９９２年度作品
『医学学会出席のため広州を訪れた黄飛鴻（リー・リンチェイ）一行は、そこで西洋人排斥を唱える秘密結社“白蓮教”を知る。 黄飛鴻は学会の発表で言葉がわからなかったところを、孫文に助けてもらう。ある日、白蓮教徒たちは、外国語学校を襲撃。 生徒の子どもたちは難を逃れ、黄飛鴻らが英国領事館に保護するのだった。黄飛鴻は、白蓮教徒の本拠に乗り込み、クン大師（ション・シンシン）を倒す。
一方、孫文らが革命しようとしているという情報を得た提督（ドニー・イェン）は孫文と出資者陸（デビッド・チャン）を追っていた。 陸は埠頭で待つ孫文のもとへ翌朝７時までに協力者の名簿を届けようとするが、官兵の銃弾に倒れてしまう。提督の手に渡らぬよう名簿を焼いた陸は、 布を黄飛鴻とフーに託して死んでしまう。埠頭をめざす黄飛鴻とフーの前に立ちふさがる提督との激しいバトルが始まるのだった・・・。』
オープニング。朝焼けの海岸で自警団が拳法の鍛錬をするシーンはいつ見てもかっこいい！流れる主題歌は“主唱：成龍”と表示されるが 広東語版はジョージ・ラム。
弟子のフー役は前作のユン・ピョウからモク・シウチョンに変更。モク・シウチョンの方がしっくりくるんだよね。 モク・シウチョンって眼がクリクリしてて子供のときはめっちゃかわいかっただろうな（笑）
リンチェイ対ドニーの初バトル。このバトルでラストがとんでもない闘いになるだろうと思い、ワクワクしてしまった。 しっかし、相変わらずゴムみたいに棒がしなりまくるねー！（笑）
リンチェイ対白蓮教教主、熊きんさんのバトル。机を積み上げて祭壇をつくり、そこから落ちないようにしながら戦うんだけど 安定感よすぎ。特に机が（笑）。別に落ちちゃったっていいのに自然に落ちたら負けみたいなルールができるところもおもしろい（笑）。 リンチェイが武術の神にとりつかれるマネをするシーンは、リンチェイの高らかな笑いとバックからの光もあって、ほんまにとりついたかと 思った。
でたー！！スーパー無影脚！！何度巻き戻して見たことか！！
初めて見たときはまだ“元祖亜州影帝”デビッド・チャン（姜大衛）のことをよく知らなかったので、何とも思わなかったが、 今回、ひさしぶりに見ると、かつてのショウ・ブラザースの大スターとリンチェイの共演っていうのもショウブラ作品が数多くＤＶＤ化されたおかげで デビッド・チャンの偉大さを知り、かーなり興奮した！！
そして再びリンチェイ対ドニーのファイナルバトル。このシーンはカンフー映画史上の名場面と言っていい！！ ドニーのくりだすグルグル巻きにした布の破壊力にはびっくりした！！布を武器にしちゃうっていう発想が見事だよな。
本作のみ、日本で劇場公開された。公開前、テレビの情報番組で紹介されていたのだが、どうも「敦煌」「西太后」系のつまらなそうな感じがしてしまい、 見に行かなかったことを今でも後悔している。でっかいスクリーンで見たかったあ！！
ＤＶＤの特典映像の中にクワン・ダッヘン(關徳興)版“元祖”黄飛鴻の映像が入っていてうれしかった。なかなか見れませんよ、この映像は。 クワン・ダッヘンとバトルした相手が酔拳師匠のユエン・シャオティエン（袁小田）ってところもうれしいところ。
よく見る無影脚しているビデオのパッケージ。顔を見たら、パっと見わからないけど、リンチェイじゃなくて熊欣欣なのよね（笑）
