ヴィッキー・チャオのマイ・ドリーム・ガール

おすすめランク C   

原題:炮製女朋友
出演:
イーキン・チェン (鄭伊健)
ヴィッキー・チャオ(趙薇)  他
監督:イップ・ワイマン(葉偉民)
2003年度作品

『自動車工場の社長チャン(リチャード・ン)は、生き別れになった娘ニン(ヴィッキー・チャオ)の居所をつきとめ、再会する。だが、ニンは低所得者層がはびこる街で汚い生活をしていた。 そのため、女らしさもまるでなく、顔も服もボロボロだった。チャンはニンを立派なお嬢様にし、3ヶ月後に行われるパーティーに出席させるため、香港からスタイリストを採用することになる。 採用されたラム(イーキン・チェン)は過去にスタイリスト経験もない詐欺師。はじめはニンの姿を見て断るが、魅力的な報酬だったため、引き受けることになる。 一方、ニンはラムの優しさに惹かれ、恋心を抱くようになるのだった・・・。』

ストーリー展開はほんとありがち。この作品の見どころはヴィッキーのいろんな姿が見れるところくらいかな。でも、罰ゲームって感じなのよね。とんでもないパーマだったり、ありえないセンスの服装だったり。スタイリスト経験がないにしても、お嬢様にするのが目的で、あの格好は常識的に選択しないだろ(笑)

本作ではヴィッキーが“ブス”という前提で展開していくのだが、いくらイーキンが「ブス!」って言っても、ヴィッキーはかわいいので(笑)、根本的に問題があるんだよな。かわいい子がきったない格好してたからといってブスにはならないだろうに。

ヴィッキーの登場シーン。麺をガツガツ食って最後にきったないゲップをしちゃうヴィッキー。いきなりこれだったから、ほんとにヴィッキーなのかと一瞬、眼を疑ってしまった(笑)

ヴィッキーの想像シーンで、ヴィッキーとイーキンがダンスするところ。イーキンの髪型は爆笑してしまった。イーキンファン、必見!(笑)

物語の中盤、ヴィッキーはイーキンに胸の内を告白するが、イーキンは「俺は仕事でやったんだ。俺のことは忘れろ!」とヴィッキーを突き放し、去っていく。ヴィッキーは 彼のことを忘れることができず、イーキンも次第に恋しはじめていることに気付いていくのだった・・・。ここまではいい!だが、作品の終わりかけにいきなり2年がたって 、ヴィッキーが別の男性とレストランに行くと、そこに現れたのはイーキン。そこのレストランの経営者になったそうな。・・・って、いくら、セリフでイーキンが「今までがんばってきたんだ。」って言っても、レストラン経営は唐突だろ。伏線としてイーキンが料理の勉強してるとか、レストラン経営の夢を語るシーンもなかったし。たまたま、人材センターで会った男の前職がコックだったってだけだしなあ。

DVDのジャケット。イーキンレベルのスターがヴィッキーに比べて画像が小さく、扱いが低いのが納得いかなかった(笑)