おすすめランク C
原題:殭屍先生續集之殭屍家族
出演:
ラム・チェンイン(林正英)
ユン・ピョウ(元彪)
ムーン・リー(李賽鳳)
ビリー・ロウ(楼南光) 他
監督:リッキー・ラウ(劉觀偉)
1986年度作品
『山深い洞窟を盗掘していた泥棒たちが親子3人のキョンシーを発見。彼らはキョンシー一家をアジトに持ち帰るが、 額のおフダが剥がれた少年キョンシーが目を覚まして逃走してしまった!続いて両親キョンシーも蘇り、我が子を追って街に現れたことから街中が大パニックに。一方、キョンシー が復活したことに気づいた漢方医ラム(ラム・チェンイン) は、娘のチー(ムーン・リー)、新米記者のヤン(ユン・ピョウ) と共に、キョンシー退治に立ち上がる!(Blu-rayジャケットより引用)』
久しぶりに観たけど、記憶にないところが多かったな。児童対象作品だったのね。ちびっ子レベルの知識で親に見つからないようにチャイルドキョンシーを匿うとか、小学生以下なら喜びそうな展開。ボクは停止ボタン押したくなったけど(笑)
ビリー・ロウとキョンシー夫婦の、騒動は面白かったな。お札1枚をキョンシーのどちらかにつけたら、もう片方が襲い掛かるからって、どうしようもなくなったビリーが、自分にお札を貼ってしまうのには爆笑(笑)
本作の主演であるチェンインとユン・ピョウ、ムーン・リーがスタートして40分くらい経ってからの登場。チュン・ファトら泥棒のシーンと子どもたちのシーン、長すぎだわ。
チェンインのところにビリー・ロウが診察に来るシーン。キョンシーに噛まれたところを見せるんだけど、たいしたことないレベルじゃないだろ。これを平気と思える奴は性病にかかって異変があっても、気にしないでうつしまくる奴だな(笑)
ユン・ピョウとキョンシー夫婦のバトルシーン。なんで、ああしちゃった?遅鈍剤なる薬が原因でみんながスローモーションになっちゃってる。薬の効力が途中でなくなるとか、効果がでたりでなかったりとかの展開ならよかったのに、ユン・ピョウのみならず、チェンインとムーン・リーが登場してからも続いちゃったから、飽き飽きしてしまった。こんなの、前半のアクションができないビリー・ロウのシーンでやるべきだったのでは?。ユン・ピョウがロクなアクションできずに宝の持ち腐れだったな。
霊安室にあんなに簡単に入れるもんかい?セキュリティが甘すぎ。キョンシーを持ち出すのもえらい簡単にできちゃってる。このシーンだけでも、もっと面白い展開にできたはず。
キョンシーがウー・フォンの家(ちびっ子兄弟の家)で警官に包囲されるシーン。警官のやること、容赦ないな。ウー・フォンの許可なく、ロケットランチャーで、小屋を爆破しちゃってる。損害が最小限になる方法を考えるのが普通じゃない?
キョンシー夫婦が倒された後、チャイルドキョンシーをラム道士が引き取るんだけど、この後、どうするつもりなんだろ?あと、ビリー・ローたちがキョンシーになってチェンインたちに襲い掛かるところで終わっちゃうけど、この後、どうなっちゃうんだろ?・・・パート3の前に、続編できたな(笑)
女性のキョンシー役の王玉環。「上海エクスプレス」「サイクロンZ」などにも出演していたけど、引退後は、保険会社に勤務してるみたい。
ほんと、いろいろともったいない作品だったなぁ。